以前好評だった“鶏白湯”がパワーアップして復活?「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」をレビュー
「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」を食べてみました。(2024年2月12日発売・日清食品)
この商品は、鶏白湯ならではの味わいを“カップヌードル”流にアレンジしたもので、鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚なスープにガーリックの風味と唐辛子のピリッとした辛みを隠し味として加えたことによって最後まで飽きの来ないテイストに仕立て上げ、そこにシリーズらしい幅広でしなやかなフライ麺が絶妙にマッチした冬に食べたいこってりとした一杯、“カップヌードル 鶏白湯 ビッグ”となっております。
では、今回の“カップヌードル 鶏白湯 ビッグ”がどれほど鶏の旨味を凝縮させたこってり濃厚な仕上がりとなっているのか?隠し味として加えたガーリックの風味とピリッとした唐辛子の辛み、“カップヌードル”ならではのつるっと滑らかなフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(101g)当たり470kcal。
食塩相当量は6.6gです。
次に原材料を見てみると、鶏白湯らしいコク深くまろやかなスープに仕上がり、具材に使用された味付鶏ミンチからも良い旨味が滲み出し、鶏の旨味に拘った風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、前作まで別添されていた調味料はありません。
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりによくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、鶏の旨味を丁寧に利かせたコク深くまろやかな鶏白湯スープに隠し味としてガーリックの風味とピリッとした唐辛子の辛みを加えたことで、前作よりもパワーアップした風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、しなやかで滑らかな食感はそのままに、ボリューム感のある麺量80gによって食べ応えのある仕様となっており、鶏の旨味を凝縮させたコク深くクリーミーなスープがよく絡み、優しい鶏の旨味が利いたまろやかな味わいが口いっぱいに広がっていき、鶏白湯ならではの深みのある風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの白謎肉(味付鶏ミンチ)以外にキクラゲ・卵・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた鶏肉らしい淡白な旨味がじゅわっと滲み出て来る仕上がりとなっていたため、食べはじめはまずスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど食感滑らかなフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層鶏白湯ならではの旨味が際立って楽しめるかと思われます。(前作の赤ピーマンがキクラゲに変更されています。)
スープは、じっくりと煮込んだ臭みのない上品な鶏の旨味が凝縮され、濃厚こってりというよりも深みのあるコク深い仕上がりで、ほんの僅かに“とろみ”を付けたテイストに隠し味としてガーリックの風味と唐辛子のピリッとした辛みを利かせたメリハリのある味わいに際立ち、まさに王道と言えるテイストとなっています。
ということで今回“カップヌードル 鶏白湯 ビッグ”を食べてみて、鶏の旨味を丁寧に利かせたコク深くクリーミーな味わいで、素材の旨味をうまく活かしたことによって深みがあり、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付鶏ミンチからも良い旨味が滲み出し、麺量80gの幅広なフライ麺がしっかりと食欲を満たす食べ応え抜群な仕上がりとなっていました。
ただ、どうしてもパッケージに記載されているような“濃厚こってり”といった感じではなく、隠し味に利かせたというガーリックの風味と唐辛子のピリッとした辛みが全く感じられなかった辺りが残念でしたので、また今後のリニューアル商品に期待したいところではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
鶏の旨味がじんわり広がる濃厚クリーミーな一杯「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」をレビュー