「日清氷撃ラ王 柚子鶏塩」を食べてみました。（2024年7月8日発売・日清食品）

この商品は、出汁と氷水を合わせて作るシリーズ初の冷やしラーメンということで、柚子の爽やかな香りと鶏の旨味を利かせた後味の良い鶏塩スープに仕上げ、そこに冷水で締めたことで強いコシが際立つ“まるで、生めん。”のようなノンフライ中細ストレート麺が絡むワンランク上の一杯、“日清氷撃ラ王 柚子鶏塩”となっております。

では、今回の“日清氷撃ラ王 柚子鶏塩”がどれほど鶏の旨味エキスに魚介出汁を合わせた繊細な仕上がりとなっているのか？キリッとした口当たりや爽やかな柚子の風味、冷水で締めたコシの強い本格感のあるノンフライ中細ストレート麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（102g）当たり311kcal。
食塩相当量は7.5gです。

次に原材料を見てみると、鶏の旨味に昆布や煮干しなどの魚介エキスを使用したことで物足りなさといった感じは一切なく、爽やかな柚子の風味が品の良さをプラス、あっさりとした冷たいスープにも関わらず素材の旨味を存分に活かした最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り先入れかやく、液体スープといった2つの調味料などが入っています。

では、“先入れかやく”を加えて熱湯を注ぎ6分待ちます。（必要なお湯の目安量：420ml）
その後しっかりと湯切りをして、冷水を注いで湯切り口から水を捨て（冷たくなるまで何回か繰り返す）、氷8個と液体スープを加え、冷水を注いでよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、後味さっぱりとした柚子香る冷たい鶏塩スープが冷水で締めたコシの強いノンフライ中細ストレート麺と相性良くマッチした涼しげな一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、冷水で締めたことによってコシの強さが特に際立ち、つるっとした滑らかさやもっちりとした弾力を併せ持ったお店さながらの仕様となっており、そこに鶏の旨味をはじめ…昆布や煮干しなどの魚介出汁などをバランス良く合わせた鶏塩スープがよく絡み、爽やかな柚子の風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付鶏肉以外に“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた鶏肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのあるノンフライ中細ストレート麺と一緒に絡めていただくと、より一層鶏肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、鶏の旨味をベースに昆布や煮干しなどの魚介出汁をバランス良く合わせ、キンキンに冷えたことで後味の良さが際立ち、“氷激ラ王”といったイメージにぴったりなテイストとなっています。

ということで今回“日清氷撃ラ王 柚子鶏塩”を食べてみて、あっさりとした中にも鶏の旨味やじんわりと染み渡る魚介出汁などがバランス良く融合し、キリッとした口当たりや爽やかな柚子の風味が清涼感を引き立て、そこにすすり心地の良いノンフライ中細ストレート麺が絶妙にマッチした暑い日にぴったりなフレーバーとなっていました。

やはりこのシリーズは麺・スープ・具材それぞれのクオリティが非常に高く、多少高めな価格設定ではありますが…全体の作り込みが非常に秀逸で満足度も高く、麺や具材も申し分のない仕上がりでしたので、価格以上の満足度が得られるのではないでしょうか？