【京都市伏見区】100年以上愛され続ける老舗パン屋でレトロなパンとの出会い
日本一パンの消費量が多い京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。
今回ご紹介するのは、1921年(大正10年)創業、100年以上続く老舗のパン屋さん。昔懐かしいレトロなパンは地元の方々に長年愛され続けています。
京阪電鉄「伏見桃山駅」から徒歩6分ほどの場所、納屋町商店街にある『ササキパン 本店』。パン屋さんの激戦区京都の中でも100年以上続く数少ない老舗の名店。創業当初は「ササキ金龍堂」という店名でした。
レトロな雰囲気の漂う店内。商店街の雰囲気も合わさってまるで大正や昭和の時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。パンの種類は多いのですが、地元の方がたくさん訪れており、夕方頃にはほとんどのパンが売り切れてしまいます。
店先にパンが並べられているのも特徴的。レトロなパッケージに包まれた菓子パンはどれでも1つ160円(税込)とお手軽価格。
そんな菓子パンの中からこちらの3種類を購入しました。
パッケージのデザインが昔懐かしい雰囲気を醸し出している「クリームパン」。ふんわりとしたパンにたっぷりと詰まったカスタードクリーム。カスタードクリームの濃厚な甘さが特徴的。
「小倉あんぱん」、ふんわりパンにしっかりと甘みを感じるつぶあんがたっぷり詰まった、昔懐かしいあんぱん。つぶあんがしっかりとした味わいでどこか懐かしく美味しいパン。
よくイメージする丸い形とは違ったラグビーボール型の「メロンパン」。ラグビーボール型に成形されたパンの中には、程よい甘さの白あんが詰まっています。メロンパンとしてよくイメージする丸い形のパンは、サンライズという名称で販売されています。
今回訪れたこのパン屋さんは、地元の人々にとって欠かせない存在であり、長年愛され続けていることが伺えました。今回購入したパンは懐かしさだけではなく味も絶品で、また訪れたいと思いました。100年以上に渡り愛され続ける老舗パン屋さんの味わいを、ぜひ皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか。
ササキパン 本店
〒612-8363
京都市伏見区納屋町117
電話番号:075-611-1691
営業時間:7:00~18:00
定休日 :火曜日
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