【京都市上京区】100年続く老舗『大正製パン所』。店構えもパンも懐かしさで溢れていました。
日本一パンの消費量が多い京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。最近はオシャレなベーカリーを取材することが多かったのですが、今回は昔懐かしい雰囲気が逆に新しい。そんなパン屋さんを訪れました。
市バス「千本今出川」下車すぐ『大正製パン所』。大正8年(1919年)創業の老舗です。
大正製パン所という店名ですが、どちらかと言えば昭和の時代を感じさせる店内。オシャレなベーカリーが増えた中、エモい雰囲気が逆に新しく新鮮。ベーカリーというよりもパン屋さんという方がしっくりします。
パンの種類はとても豊富でした。カラフルな手書きのPOPが良い味わいで、パンを選ぶ際には、とても参考になります。並んでいるパンはどれもお手頃価格、今回は3種類のパンを購入しました。
こちらのお店で一番人気の「カレーパン」。一度焼きこんでから揚げるという一手間をかけているとの事。これにより、時間が経ってもサックリ感が損なわれにくくなっているそうです。今回は、少しトースターで温め直していただきました。自家製のカレーは濃厚で、スパイシー。しっかりと辛味のある味わいです。少し小振りですが、カレーがたっぷり詰まっているので食べごたえは十分ありました。
「ヒレカツパン」。カレーパンの真ん中にヒレカツが入っています。甘辛いソースも特徴的で、とても贅沢なカレーパン。
「京のメロンパン」。ラグビーボール型の特徴的なメロンパン。神戸でよく見かける形状です。メロンパンの中には白餡が入っています。ふんわりとした甘めのパンに白餡の優しい甘さがマッチしています。
懐かしい雰囲気が逆に新しさを感じさせる人気のパン屋さん。100年続けているのは地元で愛されているからこそ。皆様も一度足を運ばれてはいかがでしょうか。
大正製パン所
〒602-8473
京都市上京区今出川通千本東入る般舟院前町136
電話番号:075-441-3888
営業時間:8:30~18:00
定休日 :日曜日・月曜日・祝日
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