駅から徒歩5分！大人な代官山パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

今回紹介するエリアは東京都・代官山。代官山駅を降りたら5分くらい。渋谷方面に歩いて行くと、かつて東急東横線の電車が走っていた線路跡地の商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA」（ログロード代官山）があり、その一角に、GARDEN HOUSE CRAFTS（ガーデンハウスクラフツ）があります。

こちらのお店は2015年にオープンし、厳選した小麦と自家製酵母で焼き上げるパンが特徴のベーカリー。なのですが…、実はオープン当初に行ったきりで、少しばかり久しぶりの訪問。なんと、2022年1月にリニューアルし、パンの種類もラインナップも変わり、以前よりカジュアルなパンも増え選ぶ楽しさが増えた印象です。

朝は8時半からオープンしていて、場所柄なのか外国人のお客さんも多いです。店内のイートイン席の他にテラス席も充実していて朝食を頂いている方の姿もチラホラ。

塩バターメロンパン、αマルゲリータピザ、鎌倉ハムとチーズのクロワッサンを実食

新たなシグネチャーブレッドであり、人気ナンバー１だという塩バターメロンパン。そう、こちらのメロンパンが賞味期限1時間というもので、バターや卵などの乳製品を贅沢に使ったブリオッシュ生地に、ヨーグルトや乳酸菌を混ぜこむことでコクを残しつつ重くないリッチな味わい。生地には奥深さを出すために国産の発酵バターを使用し、隠し味に有塩バターを包んで焼くことで、特徴的なあまじょっぱい味わいを作っているんですって。

賞味期限1時間というキャッチ―さには心惹かれつつも、すぐにイートインできるわけじゃないしなと躊躇していたら、テイクアウトでも美味しく食べられる商品として生地を改良しているので自宅リベイクでも大丈夫ですよ！と。

おっ！そういうことならと自宅で1分くらいかなトースターで温めて食べたら…もうね、歯をあてただけで噛めてしまうくらい柔らかいんですよ。いや、クッキー生地のさくり感はあるのだけれど、全然力をいれなくてもするっと歯が入るというか。パン生地部分はめっちゃ柔らかく、しっとりしています。商品名の通り、塩が入っているので甘じょっぱく、今まで食べたことのない美味しさに感動！！これは絶対にリピートする。次回は1時間以内に店内で食べている！と心に誓った一品。

人気ナンバー３だというαマルゲリータピザは、スペシャリテであるαバゲットの生地を使用している様子。湯種しているだけあり外はさっくりしているのに中はもっちりしていて、生地自体がシンプルがゆえに中心部分のマルゲリータの旨味が際立っておりました。ちなみに、αバゲットは北海道産の国産小麦品種であるキタノカオリを湯種に使用。個人的に湯種のパンが大好きなので、このピザはたまらなく好みな食感でした。

人気ナンバー２の鎌倉ハムとチーズのクロワッサン。鎌倉ハムと2種類のチーズを巻き込み、上にはパルメザンチーズがトッピングされています。まず、なによりハム自体に旨味がありそれだけでも満足度が高いのですよ。それにチーズのコクあいまり、甘味、塩味、旨味の３拍子で後ひくお味でした。目新しさや派手さはないけれど、人気があるの分かる！という納得の美味しさでした。

8：30～11：00まではプレートやスープなどのモーニングメニューもあるようなので、少し早起きしてこちらで朝食を頂くのもありかと思います。

GARDEN HOUSE CRAFTSも含めた代官山・恵比寿にあるパン屋さん情報を知りたい方はYouTubeを貼っておきますのでチェックしてみてください。