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昼は名物長浜ラーメンで夕方から深夜は地元飲み客のオアシス&シメのラーメンで賑わう〈至福の御殿〉

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

お昼は、ほぼラーメンがお目当てのお客さんが占め、夕方から深夜にかけては、地元の飲み客で溢れているオアシスとして。今年の3月に建物の老朽化により一旦閉店。その2ヵ月後、5月に場所をわずか50mほど移して颯爽と復活を遂げた〈長浜御殿住吉店〉。実際の住所は、住吉に隣接する「美野島」という場所で、博多駅からも、さほど遠くなく、近年、飲食店が増加傾向のエリアになる。

旧店舗の頃から通い続けて月2ペースでこの5年間で100杯ほど

気持ちが滅入っている時とかに気分転換を兼ねて「飲みメイン」で時々お邪魔する心のオアシスでもある。基本的に観光系のお客さんは(今は)少なく、ほぼほぼ地元民が占める御用達店。

麺リフト。歯切れのいいパッツン食感が心地良いストレート細麺。
麺リフト。歯切れのいいパッツン食感が心地良いストレート細麺。

11時から、真夜中までのノンストップ通し営業中

お昼のランチタイムと夜の晩酌タイムのピークを外した時間がおすすめで、15時〜18時くらいがゆっくり寛げるので安心。※但し、16時くらいはお掃除タイムでもあるので、そのあたりが気になる方はご注意を。

夜の晩酌タイムは、飲み客が多いので、行列ができている時は、待ちが長くなる可能性もあるので、ちょっとばかし覚悟が必要かも。

どんなシーンにも対応できる安くて旨い店

一軒目からの居酒屋的な利用でも、飲み足りない時の二軒目利用でも、シメのラーメンだけでも。どんなシーンにも対応できる、安くて旨いお店。

焼酎ロックもいいけど「焼酎の水割り」がおすすめ

お酒は、生ビールか瓶ビールでまずは乾杯。その後、「芋焼酎の水割り」に切り替える。その「焼酎の水割り」を、侮るなかれ。ジョッキグラスにナミナミと注がれた一杯は、焼酎率が高く水が少ない。というか濃厚。なので水割りなのに三杯も飲めば、結構、酔っ払う可能性が大。

ベロベロになれる「いも焼酎の水割り」。ホントにコレ割ってるの?ってくらい濃い。
ベロベロになれる「いも焼酎の水割り」。ホントにコレ割ってるの?ってくらい濃い。

酒の肴は、餃子・豚足・やき豚・骨付カルビ・おでん各種

酒の肴には、小さめサイズの焼き餃子はマスト。お気に入りは「炙りやき豚」で、チャーシューを炙ってもらうことで、さらに美味しくなるのでとてもおすすめ。

小ぶりな一口サイズの焼き餃子。
小ぶりな一口サイズの焼き餃子。

炙ってもらった「やき豚(チャーシュー)」が酒の肴に最高。
炙ってもらった「やき豚(チャーシュー)」が酒の肴に最高。

おでんの種類が豊富で安くて旨い。名物の牛すじ串は一度食べてみよう

あとは、おでんの種類も豊富で、ごぼう巻き、もち巾着、こんにゃく、なんこつ天、たまご、大根、チーズ天が、オール100円。厚揚げが120円、名物の牛すじ串が130円になっている。

一度、酔っ払って、ひと通り食べてみたけど、お腹いっぱいでラーメンまで辿り着けなかった苦い経験も(食べ過ぎ注意)。

チーズ天、なんこつ天は、かなりおすすめ。
チーズ天、なんこつ天は、かなりおすすめ。

ラーメンは、オーソドックスな豚骨ラーメン

だけど、いろいろなバリエーションがあり、忙しい時間帯でなければ、メニューに無いトッピング類でも、具材があれば注文可能なことも。

おでん玉子を投入した一杯。
おでん玉子を投入した一杯。

例えば、生卵を落としてもらう。例えば、おでん玉子を投入してもらう。ニンニクを搾ってもらう。メニューにもあるキクラゲや辛子高菜をトッピングするなど、その時の気分で楽しめる。

生卵とキクラゲとニンニクの入った一杯。
生卵とキクラゲとニンニクの入った一杯。

かなりお得な「やき豚ラーメン」を特に推したい

キレイな「やき豚(チャーシュー)」が並び、海苔とキクラゲが追加されて、プラス150円でOK。
キレイな「やき豚(チャーシュー)」が並び、海苔とキクラゲが追加されて、プラス150円でOK。

レギュラーラーメンとは、丼碗も違う。
レギュラーラーメンとは、丼碗も違う。

メニュー表。
メニュー表。

1年くらい前まではラーメン1杯がワンコイン以下の490円だった。物価高の影響で現在は590円という価格だけど、それでもお値段以上でとてもありがたいと感じる。

単品でも注文できる「辛子高菜」。辛し高菜ラーメンとしてもメニューにあるが激辛なので別皿もおすすめ。
単品でも注文できる「辛子高菜」。辛し高菜ラーメンとしてもメニューにあるが激辛なので別皿もおすすめ。

辛子高菜をつまみにハイボールも良い感じ。
辛子高菜をつまみにハイボールも良い感じ。

店内は、入って左手にカウンター席があり、右手は、2〜4掛けのテーブル席が並ぶ。旧店舗よりも少し小さくなり、小上がり席が無くなったけど、アットホームな酒場的な雰囲気は今も変わらい。

福岡市城南区長尾の〈長浜御殿長尾本店〉、同じく城南区堤の〈長浜御殿堤店〉、早良区荒江の〈長浜御殿荒江店〉、さらに中央区長浜の〈博多屋台一心亭本店〉が、同じグループ店になり、お店ごとにスープを炊いているので、若干のブレはあるようだけど基本的には同じ味わいの一杯。基本のメニューは各店ともかなり似てはいるが、お店によっては焼き鳥があったりするので、そこを目指して行くのも楽しいかも。

真夜中の御殿。
真夜中の御殿。

長浜御殿住吉店

住所  :福岡県福岡市博多区美野島1丁目4-24[地図

営業時間:11時00分~翌2時00分

定休日 :なし ※年末年始は要確認

駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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