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それはクローゼットではなくただの「服の詰め込み箱」なのかも。使いやすいクローゼットの基本中の基本とは

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

服がキレイに並んだクローゼットは、クローゼットの扉を開けるたびにテンションが上がります。

でも、ただ服がキレイに並んでいればいいというわけではありません。

そのクローゼットに着たい服が並んでいるか?これが一番大切なのです。

毎日着たい服をサッと選びだすことができないと意味がないからです。

お気に入りの5着を選び出すことができるか?

朝慌てて服を取り出したり、手に取ったけど今日は着るのをやめとこうと思い、時間がないため適当に戻したりの繰り返しで、クローゼットの中は乱れます。

乱れたのを整えることも重要ですが、今着たいお気に入りの服がすぐ着ることのできる状態にしておくことも大事です。

そのために、見直しは定期的に行う必要があります。

服を着る人間は、年齢を重ねたり、体重や好みに変化がありますが、クローゼットや服は私たちに合わせ変化してくれません。

だから、常に自分が着たいと思う服を選び、それをクローゼットに掛けるという意識を持っておきたいものです。

クローゼットは常に更新するもの

私は、ここ数年体重が過去最高を更新しています。クローゼット内にあるお気に入りの服もどんどんサイズアウトしてしまいました。

クローゼットの中に、着ることができる服、着ることはできるけど苦しい服が混ざっている状態は非常に使いにくいです。

整えっているように見えるけど、サイズアウトの服が多いクローゼット
整えっているように見えるけど、サイズアウトの服が多いクローゼット

だからと言ってすぐに体重を元に戻す自信がないので、まだ状態のよい服はフリマアプリで出品することにしました。

クローゼットが、すぐ着ることのできるお気に入りの服が並んでいる状態をキープできるように更新は怠らないでおく、これがシンプルだけどいつもキレイなクローゼットをキープする基本です。

皆さんは、クローゼットからお気に入りの服5着をすぐに選び出すことができるでしょうか。

すぐにお気に入りの服が出てこない、着ていない服やサイズアウトした服が並んでいるクローゼットは、ただの服の詰め込み箱です。

使いやすいクローゼットのの基本は、まずは収納法より中身の質なのです。

服の選び方については、コチラの記事を参考にして下さい。Yahoo!クリエーターズ記事より
「これでいい」ではなく「これがいい」を選ぶトップテン片づけ

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ)

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。2012年整理収納アドバイザー1級。CTB生放送102回9年間出演。セミナー回数100回、受講生2000人以上で片づけの概念が変わると高い評価を受けている。

長男との片づけバトルを通して好きなモノを「選ぶ」ことが片づけには大事だと実感。

現在は片づけに興味があるなし関係なく、自分の人生をよりよくしたい人向けに、モノを選び残す楽しさと選ぶことにより暮らしが充実することを発信し、人それぞれが「自分の選ぶ」を楽しむ時代を作るため活動の幅を広げている。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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