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【スパイスカレー作り】副菜の役割

スパイスのともさんスパイス料理研究家

こんにちは!

スパイスのともさんです。

スパイスカレーには、いろいろな付け合わせが添えられています。

見た目も楽しめるし、単体で食べても美味しいし、カレーと混ぜて味変がでるしと、スパイスカレーを食べるときの楽しみの一つになっているように思います。

今回は、私が付け合わせを決めるときの基準を紹介したいと思います。

私が基準とするのは、味、食感、ビジュアルです。項目立てて説明します。

味の基準

カレーの味で際立つ味は、塩味・辛味・うま味です。

付け合わせでは、そのシンプルなカレーでは味わえない味を加えたいと考えます。

五味で考えると、酸味・甘味・苦味を補うということになります。

例えば、コールスローやマリネは酸味と甘味、金平は甘味、パクチーや水菜やシシトウは苦味が加えられると思います。

水菜は苦味を足してくれます。
水菜は苦味を足してくれます。

食感の基準

カレー単体では、ドロドロの食感ばかりになります。

そこで、カリカリやシャキシャキやパリパリなどの固い食感を加えるといいと思います。

例えば、大根や人参、キュウリの漬物、フレッシュサラダ、オニオンフライなどが良さそうですね。

大根と人参のピクルス
大根と人参のピクルス

ビジュアルの基準

ビジュアルは色と形状です。

まず色を見るとカレーは茶色です。ご飯は白か黄色が多いかと思います。これだけでも食欲をそそられますが、スパイスカレーでは華やかな色を足したいと思います。

例えば、レッドキャベツ・レッドオニオン、柴漬け(紫)、パプリカ(赤・黄・オレンジ)、ニンジン(オレンジ)、卵(艶のある白とトロトロの黄色)、パクチー・水菜(緑)など。

赤紫蘇で色付けされた安芸紫という漬物
赤紫蘇で色付けされた安芸紫という漬物

次に形状ですが、カレーのみでは高さが出せないので、付け合わせの盛り付け方で高さを出すとオシャレ感がアップしますよ。例えば、ゆで卵をご飯に乗せるとか、ささがきごぼうの素揚げをこんもりと盛り付けるとか。アイデアはいろいろあります。

最後に

基準がわかれば、副菜選びに悩むことはなくなります。

色、食感、ビジュアル、この3つを基準にして、カラーに合う副菜を見つけてみて下さい!

スパイス料理研究家

元小学校の算数の先生のスパイス料理研究家です。スパイスカレーなどスパイス料理を中心に、様々な料理について、論理的なアプローチで美味しさを解明します。簡単にできるスパイス料理のレシピもどんどん紹介しています!

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