【あきらめる前にちょっとだけ】マケドニアの王、アレクサンドロス大王が残した言葉
中学歴史で学習するギリシャ・ローマ文明。なかでも有名な、アレクサンドロス大王は紀元前4世紀ごろに強大な軍事力によってギリシャを統一した人物です。
かっこいい名前と実績から人気が高い王様ですが、現代の私たちにも響く教訓を残してくれています。そこで今回は、アレクサンドロス大王から学ぶマインドをご紹介いたします。
≪こんな人に読んで欲しい≫
・大きな夢にチャレンジしようと頑張っている人
・アレクサンドロス大王について知りたい人
・中学で学習した歴史を学びなおしたい人
アレクサンドロス大王ってなにした人?
アレクサンドロス大王はギリシャを統一したマケドニアの王です。また、哲学者であるアリストテレスに教えを受けた人物としても有名ですよね。
ギリシャとオリエントの融合であるヘレニズム文化の始まりも、彼が東方遠征により、ペルシアを征服したことがきっかけです。
大帝国を築いたアレクサンドロス大王ですが、32歳という若さで病死。彼は後継者を決めていなかったので、「最も強い者を後継者にするように」を遺言としています。そのため彼の死後、後継者を争う戦争(ディアドコイ戦争)が勃発。結果として帝国は3つに分裂してしまいます。
世界史で学習する王のなかでも人気が高く、かっこいい印象を持たれるアレクサンドロス大王。では次に、彼が残した言葉を見ていきましょう。
挑戦をし続ける限り、できないことなんてない
There is nothing impossible to him who will try.
これが、アレクサンドロス大王が残した言葉のひとつです。意味としては「挑戦をし続ける限り、あなたにできないことはない」
バラバラであった地域を一つにまとめ上げることは簡単ではありません。しかもその領土は、当時のギリシャ人にとっては世界そのもの。つまりは世界征服したようなものなのです。それは当時にとっても無謀なチャレンジであったはず。
それでも実現してきたのは、アレクサンドロス大王が"There is nothing impossible"と考え続けてきたからなのでしょうか。きっと、ギリシャ統一までに数えきれないほどの挑戦があったのでしょう。
あきらめる前にちょっとだけ……
今回は、マケドニアの王アレクサンドロス大王についてご紹介しました。歴史に名前を残すほどの大王でも「もうできないかもしれない……」と感じることがあったのかもしれません。それは、現代の私たちも同じですよね。
挑戦をし続ける限り、できないことなんてない。アレクサンドロス大王の言葉をヒントに「できない」と考える前に、ちょっとの「挑戦」をしてみませんか?あきらめるのは、それからでも遅くないかもしれません。