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無意識に言ってない?【子育ての脅し言葉】をやめるには…すぐマネできる言い換え方を紹介!

さっこせんせい子育てママ応援隊

子どもに言うことを聞いてもらうのは、至難の業ですよね。何度言っても聞いてくれないと親の口調も強くなり、無意識に脅し言葉を使ってしまうことがあります。

しかし子育てにおいて【脅し言葉】は、しつけの効果はなく、むしろ子どもの心や脳にも影響を及ぼし、逆効果であることがわかっています。

つい使ってしまう脅し言葉をどのように言い換えれば、素直に子どもが聞いてくれるのか。今回は、よく使いがちな子どもへの脅し言葉の言い換えをご紹介します!

子育ての脅し言葉をこう言い換えよう!

①「〇〇しないと、△△できないよ」

言われた子どもは、「△△できない」という部分をネガティブに受け取ります。

この言葉は伝える順番を逆にするだけで、ポジティブな言葉に言い換えることができます。

どういうことかというと、『△△できるように、〇〇しよう』という伝え方にすればいいのです!

NG「片づけないとおやつあげないよ」
OK「おやつが食べられるように片づけよう!」

②「置いてくよ!」

遊びをなかなか切り上げられない子ども。親もしびれを切らして、この言葉を言ってしまいたくなりますよね。

この場合は子どもに遊びを切り上げる方法を、自分で選べるように声かけをしましょう!

NG「置いてくからね!」
OK「ブランコしてから帰る?それともすべり台?どっちにする?」

③「もうママ知らないからね」

他にも「勝手にしなさい」など、これらの言葉は子どもを突き放す言葉です。突き放された子どもは見捨てられないように、必死に言うことを聞こうとするかもしれません。

しかし、この言葉もNGです。ではどうしたらいいのか?

なぜママが「もう知らない」と言いたくなったのか、素直な気持ちを伝えればいいのです。

NG「もう知らないからね」
OK「夕飯の支度をしたいから、急いでほしいな」
「ママのお願い聞いてくれなくて悲しいよ」

④「オニがくるよ」

架空のものを出して伝えるのも、立派な脅し言葉です。架空のものや第三者に頼るのではなく、親自身の言葉でしっかり伝えることが大切です。

NG「おまわりさんに来てもらおうかな」
OK「石を投げるのはいけません」

⑤「パパに言うからね」

パパに怒ってもらう=パパが悪者になってしまいます。「パパに怒ってもらう」のではなく、「パパを驚かせてあげよう」の伝え方に変えましょう!

NG「片づけないならパパに言うからね」
OK「お部屋をピカピカにして、パパを驚かせよう!」

まとめ

誰だって、脅そうと思って脅し言葉を使っているわけではありません。子どもに親の言葉をしっかり届けたい気持ちがあるからです。

脅し言葉を言ってしまったあとでも大丈夫!

今日紹介した言い換え方を、そのあとに伝えればしっかりフォローができますよ!

このほかにも子育てに役立つ情報を投稿しています!最後までお読みいただきありがとうございました。

子育てママ応援隊

ママの子育てのイライラを軽減したいという想いでInstagramで発信しています。 保育歴11年ママが「子育てのなるほど!」を投稿! 子どもの困った行動やママの心配事、子育てのイライラ… 子育てのコツがわかるとママの心が軽くなる♪

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