【料理人が解説】黒いオクラは食べられる?腐敗との見分け方も教えます!
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「オクラ」は好きですか?
オクラはまさに今が旬の野菜で食べるには絶好のタイミングです。そんな、旬のオクラですが、冷蔵庫から取り出すと「黒く変色」していたことありませんか?
『あれ、腐敗したのかしら?』と誰しも心配しますが、黒いオクラは食べることができるのでしょうか?
今回は「黒いオクラ」にスポットライトを当て、料理人としての経験も踏まえて皆さんに分かりやすく解説したいと思います。オクラが好きな方はぜひ最後までお付き合い下さい!
今回の目次
- 「黒いオクラ」は食べられる?
- 黒く変色する原因
- 腐敗したオクラとの見分け方
- まとめ
黒いオクラは食べられる?
今日のメインテーマでもある、この疑問。
この回答はズバリ…表面だけが黒いなら食べられる!中まで黒いのはNG!
では、黒く変色する原因は一体何か?それも見ていきましょう!
黒く変色する原因
オクラが黒く変色する原因は主に2つあります。
1つ目は…収穫時の傷です。
オクラの収穫時にできた傷が長時間空気にさらされ、「酸化」をして黒くなるのです。酸化によるものなので、そのまま食べても問題はほとんどありませんが、味は落ちます。
ただし、中まで黒く変色している物は酸化ではなく、腐敗になりますので廃棄するようにして下さい!
2つ目は…低温障害です。
夏に旬を迎えるオクラは暖かい場所で育つため寒さに弱い性質があります。そのため、5度以下の寒い場所で保存してしまうと…「低温障害」を起こし、黒く変色してしまうことがあります。
オクラの正しい保存場所は「冷蔵室」ではなく「野菜室」です!
オクラの詳しい保存方法について知りたい方は…オクラは「冷蔵室で保存しないで!!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】という記事で詳しく解説していますので良かったら見て下さい!
腐敗したオクラとの見分け方
多少表面が黒く変色していても、食べられることが分かって頂けたかと思います。では、どのような状態のオクラが腐っていると言えるのでしょうか?今回は腐っているオクラの特徴を3つお教えします。
①表面にぬめりがある
②切ると、中身まで茶色や黒色
③異臭を放っている
この3つに1つでも当てはまっていたら、廃棄せざるを得ません。
まとめ
- オクラの表面だけが黒いなら食べる事ができる
- 切って、中まで黒かったら腐敗している
- 黒くなる原因は「酸化」と「低温障害」
- オクラは腐ると、表面にぬめりができ異臭を放つ