お弁当を毎日3個作っていた元家政婦が「お弁当をラクに作るためにやらないこと」とは?
新学期が始まりましたね。この春から、お子さんのために毎日お弁当を作ることになった人も多いのではないでしょうか。「毎日ちゃんとお弁当を作れるだろうか?」と不安になりますよね。そこで今回は、元家政婦で、冷凍食品を使わずに最大毎日3個のお弁当を作っていたことのある筆者が、「お弁当をラクに作るためにやらないこと」をご紹介します。
「朝にイチからおかずを作ること」はしない!
毎日お弁当を作る上で、私がやらないことは「朝にイチからおかずを作ること」です。時間のない朝、朝食や自分の支度もある中で、お弁当のおかずまでちゃんと作ろうと思うと、とても大変ですよね。だから、朝はなるべく手間を減らすのが、お弁当作りをラクにする秘訣です。
夕飯のおかずを多めに作って冷凍しておくのがおすすめ
「朝におかずを作らないなら、ほぼ冷食を使うの?」と思うかもしれません。それでも全然いいとは思いますが、おすすめなのは、夕飯のおかずを多めに作って小分け冷凍をしておくことです。たとえば、キンピラやひじきの煮物などは、お弁当にも入れやすいので自家製冷食にもってこい。シリコンカップなどに入れて冷凍しておくと便利ですよ。ハンバーグや唐揚げ、玉子焼きなども冷凍できます。他には、焼きそばや生姜焼きなども冷凍していました。汁気を切れば、結構いろんなおかずが冷凍できますよ。あとは、朝にチンしてお弁当に入れるだけです。
自宅で冷凍したおかずは必ず再加熱して!
自宅で冷凍したおかずをお弁当に入れる際、注意して欲しいことがあります。それは、かならず再加熱してから入れること。「保冷剤代わりに、冷凍したおかずをそのまま入れようかな?」と思うかもしれませんが、それはやめてください。市販されている冷凍食品の中には、自然解凍OKとされているものもありますが、自宅で作ったものは工場で作ったものとは違います。一度電子レンジで加熱して、さましてからお弁当に入れましょう。食中毒の原因になってしまいますよ。
冷凍おかずは二週間以内に使い切ろう
冷凍すると、賞味期限がなくなるような感覚になりますが、自宅で冷凍したおかずは、二週間をめどに使い切るようにしましょう。自宅では急速冷凍ができないため、市販の冷凍食品のような日持ちは見込めません。二週間の間で使い切れるような量を冷凍して使っていくようにするのがいいですよ。
習慣化させればお弁当作りがラクになっていく!
お弁当作りがはじまると、「お弁当のおかずに何を入れよう?」と、毎日頭を悩ませることになりますよね。夕飯のおかずもお弁当ありきで考えて、多めに作って冷凍、「朝はチンして入れる」にしていくと、手間がかかりません。そして、そのサイクルが習慣化できると、お弁当作りがかなりラクになっていきますよ。「お弁当を作ること」が、特別ではない日常に落とし込めます。
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