【カルディ】全ワイン初心者におすすめしたい。マニアが選ぶ夏に最高の千円台の白ワイン
※お酒は20歳になってから
ワイン初心者におすすめしたい!飲みやすい白ワイン
カルディと言えば、売り場をズラッと占有するワインが魅力。本日は、ワイン初心者こそこの1本を選んでほしい。ワインマニアである筆者が、夏の暑い時期でも美味しく飲める白ワインをご紹介します。
銘柄名は「ミケーレ・キアルロ ニヴォレ モスカート・ダスティ」
カルディで 1,485円(税込)で販売しているこちらの白ワイン。おすすめしたい要素は3つあります。
・甘口ですっきりした味わい
・微炭酸で夏にぴったり
・ハーフボトル(375ml)で飲み切り型
まさにこの時期かつ、ワインを飲み始めの方にぴったりのワインと言えます。合わせてせっかくであれば、ワインに詳しくなれる「ポイント」をおさえちゃいましょう。
ワイン初心者は「原料のブドウ品種」に注目
まず、ワインに詳しくなるには、圧倒的に「原料となるブドウの品種」から入ると理解度が深まります。ワインの原料になるブドウの品種と、ワインが作られる産地で、ワインは味の大半が固まると言っても過言ではありません。
「おなじ品種」で作られたワインは、味わいの傾向が似る傾向があり、ワインを飲む際に「原料となるブドウ品種」を意識すると、ご自身の好みのワインを探しやすくなるというわけです。
モスカートはおなじみの「マスカット」
さて、このワイン「ミケーレ・キアルロ ニヴォレ モスカート・ダスティ」のブドウ品種は「モスカート」です。
ワインにおけるモスカートはイタリアの名称ではありますが、これはおなじみの「マスカット」のこと。ワインにすると、香りがさわやかで酸味が少なく仕上がります。それゆえ「モスカート」を用いたワインの多くは、比較的カジュアルなものが多く、ワイン初心者にもお勧めしやすい銘柄と言えます。「モスカート」と書かれたワインは多くがカジュアルな仕上がりになりやすい。これは覚えておいて損はありません。
知っておきたいイタリアの地域特産ワイン
品種と同様に、おさえたいのがワインの「産地」。この、ワイン名にあるモスカート・ダスティという単語を合わせておさえてしまいましょう。
この「モスカート・ダスティ」は、端的に言うと、イタリア政府が認めた地域特産ワインと言うべき名称です。日本で言うところの飛騨牛、神戸牛などの牛の名称や、八丁味噌、会津味噌などに近いでしょうか。これらと同じようにワインにおいても地域特産であることをあらわした表示をすることが多くあります。
イタリアにおいては、一定の規定を設けた由緒ある地域特産ワインを「DOC」と呼び、DOCよりも、さらに厳しい最上級の規定を設けた物をDOCGとして区分けしています。
なお、DOCはイタリアにおける「ピザ」でも見ることができます。ピザにおけるDOCマルゲリータも政府が認めた製法でつくったもの、という考え方です。
今回のモスカート・ダスティはイタリア・ピエモンテ州で作られるDOCGにあたり、上位版の地域特産ワインという位置づけになります。ただし、DOC、DOCG含め、これらの認証がつけば必ずしも美味しい、という物ではありません。地域認証のワインと考えると、より感慨深く味わえることでしょう。
カルディの銘柄「ミケーレ・キアルロ ニヴォレ モスカート・ダスティ」は、アルコール度数が5%。普段お酒をあまり飲まない方にも、おすすめしやすいのがうれしいところ。
甘くて最高!冷やして飲みたい
気になる、味わいはリンゴや桃のシロップを混ぜて炭酸で割ったような甘く爽やかな味わい。夏に冷やして飲むと抜群においしくおすすめです。
今回の銘柄に限らず「DOCG モスカート・ダスティ」と名付けられた銘柄は
・微発泡(微炭酸)であること
・アルコール度数が4.5~6.5%程度である
・すっきりした甘口であること
などが特徴であるため、カルディに限らずワインショップに行った際など、ワイン探しの一助になることは間違いありません。
カルディは全体的にイタリアのワインの品揃えがやや多く、加えて飲み口が優しい物を見つけることも出来ます。今後も飲みやすいワインを紹介していきますので是非参考にしてみてください。