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「子どものクリスマスプレゼント選び」こうすれば、片づけが大変にならない

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

こんにちは、藤原友子です。

小中高の4人の子どもと夫と、いつもキレイじゃないけど、何かあればすぐ片づく家に暮らし、4人の子を「片づけができる子」より「自分のモノを自分で選び管理できる子」に育てるため、日々奮闘中です。

今年も残り2か月。今年もクリスマスがやってきます。まだ11月の頭なのにクリスマスの話?と思ってしまいますが、

「今年のクリスマスプレゼントは、これがいいな~」とそろそろ考えている子もいるようです。

子どもたちにとってクリスマスは、楽しみな年中行事の一つですが、プレゼント買う大人は、大変です。しかも、プレゼントを与えるということは、

モノが増え、管理や片づけが新たに必要になる。

ということ。

ひょっとしたら、また一つ親のすることが増えるかもしれないのです!

そこで今日は、後片づけや管理が大変にならない子どものクリスマスプレゼントの選び方についてです。

片づけが大変にならないクリスマスプレゼント選びの最大のヒント

子どものクリスマスプレゼント選びの最大のヒントは、子どもの好きな遊びにあります。

子どもが、今、好きであったり、はまっているその遊びに、必要なモノやその遊びに必要な道具を買い足していくのです。

例えば、おままごとが好きな子がいたとします。

今度のクリスマスは

積み木にしようか、
ブロックにしようか、
お人形にしようか、
お絵描きセットにしようか、
それともゲームにしようか、

このように、その時の流行や、親の都合、子どもの興味に任せて、いろいろ与えていくと、それを収納する入れ物が必要になります。

しかも、次から次へとおもちゃを収納から引っ張り出しながら遊ぶ子どもも多いです。そうなると、後片づけも、あちこちの場所へしまわないといけません。

しかし、

今、おままごとが大好きだから、

●食材がもっとあれば、いろんな料理ができるかも→食材
●食器があれば、もっとおままごとを楽しめるかも→食器
●包丁などの調理道具があれば、料理にも興味を持つかも→調理道具
●もっと本格的におままごと遊びを楽しんでほしい→キッチンセット

このように、プレゼントは、子どもの好きな遊びに関係するモノを買い足すのです。

わが子も、電車遊びにたまったハマったことがありました。

リビングの一角の小さい場所に線路を広げて遊んでいたので、部屋中に線路を広げたら楽しいだろう!と親子で考え、誕生日には線路や、駅をプレゼントし、新しい電車が登場した時には、それをクリスマスプレゼントとし、小学校2年生になるまで大事に遊んでしました。

大切に遊んだ電車のおもちゃを、友達に譲る準備をする子
大切に遊んだ電車のおもちゃを、友達に譲る準備をする子

子どもの好きな遊びに関するモノを買い足すメリット

さて、子どもの好きな遊びに関するモノを買い足すことは、いくつかのメリットがあります。

メリット1.収納を考える手間が減る

先ほどの、我が家が買い足していた電車のおもちゃの収納は、線路、電車、その他のモノなどで、入れ物を分けることも考えられますが、電車遊びセットとして、まとめるだけでも十分なので、新たに収納を考える手間もそこまで増えません。

メリット2.後片づけをしやすくなる

子どももおもちゃの種類がたくさんありすぎると、どこにしまっていいかわからず混乱します。しかし、この方法だと、別の種類のおもちゃが増えるわけではないので、仲間でまとめやすく後片づけで迷うことがなくなります。

メリット2.子どもの遊びがさらに充実する

好きな遊びに関係するモノが増えるので、子どもは喜んで遊びにさらに集中して遊ぶようになります。またその遊びから知的好奇心が生まれることもあるでしょう。

好きなおもちゃであれば、「大切にしたい」という気持ちがあるので、後片づけや管理に積極的に取り組んでくれます。

実は、子どもに後片づけや管理をしてほしいと思ったら、一番大事なことは、どこに収納するかではなく、子どもが何を手にするかです。

子どもの好きな遊びを充実させていくことは、子どもの好きなモノばかりが増えていくので、子どもの「大切にしたい」という気持ちが湧きやすいのです。

モノではなく「コト」を買い足すことも

子どものクリスマスプレゼントと言えば、モノをプレゼントするイメージがありますが、モノではなくコトのプレゼントも素敵です。

好きな遊びに関係していたり、子どもがすっと行きたがっていたレジャー施設に連れて行き、体験をプレゼントするというのも私はありだと思います。

サンタさんからの、プレゼントとするのであれば、チケットを手作りすると子どもも喜ぶかもしれません。

プレゼントモノじゃないといけないという決まりはありません。何を買うかではなく、子どもが何が好きかが1番大事なのです。

好きなモノを手にし、それを使う喜びを親子で感じてほしい

おもちゃ屋さんには、おもちゃがたくさん並び、何を選んでいいかわからないと思うこともあるけど、プレゼントを選ぶときは、なんだかうれしいものです。

だけど、その時の興味のまま与え続けていると、確実に後片づけが大変なるし、子どもの遊びもちょっとずつつまみ食いをするような感じで中途半端になってしまいます。

おままごとに、積み木、ブロック、人形、車、電車など、いろんな種類のおもちゃをすべて家にそろえる必要はありません。

幼稚園や、保育園、子育て支援センターなどにも、様々なおもちゃがあるのです。

我が家は、子どもがブロックに興味を持ちました。

そこで、クリスマスプレゼントなどは、すべてブロックにし、専用の収納を兼ねたテーブルを作ったことで、子ども4人が、様々なモノを作って遊び、長い間楽しむことができました。

片づけが大変にならないクリスマスプレゼント選びの最大のヒントは、子どもの遊びにあります。

子どもを観察し、子どもの興味を考え、「うちはコレを充実させる!」と決め、親子で好きな遊びに関係するモノが増えていく、充実していく楽しみを味わう体験をしてほしいと思います。

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小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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