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【大阪市】「大阪来たで!」どて焼きや紅生姜がアレに! 大阪らしさ満点なホテルのランチビュッフェ

sigepandaパンダライター・イラストレーター(大阪市)

2024年5月1日に開業した「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」。大阪城を一望できるとウワサの同ホテル。

今回はこちらの6階にある「レストラン SEN(千)」でランチビュッフェをいただきました。

大阪城を借景に

ダブルツリーbyヒルトン大阪城があるのは、Osaka Metro谷町線と京阪電車・天満橋駅から徒歩約5分の場所。

府外の方は「天満橋駅ってどこ?」と思われるかも知れませんが、ホテルの名前にも入っているとおり、大阪城のすぐ近く。

大阪城ホールへも徒歩圏内、さらに大阪駅まで車で約10分とすごく便利な場所なんですよ。

6階の「ラウンジ&バー SEN(舟)」からも大阪城が見える
6階の「ラウンジ&バー SEN(舟)」からも大阪城が見える

こちらのアピールポイントは何と言っても大阪城! ロビーやラウンジ、レストランなどあらゆる所から大阪城が見えるんです。

館内には大阪をイメージした装飾も多く「大阪に来た!」という気分が感じられます。

大阪の街並みをモチーフにしたオブジェ
大阪の街並みをモチーフにしたオブジェ

こだわりが楽しいランチビュッフェ

レストランがあるのは6階。

こちらには「レストラン SEN(千)」のほかに、時間帯によってアフタヌーンティーやスイーツ、またはバーとして楽しめる「ラウンジ&バー SEN(舟)」、ホテルメイドのパンやスイーツ、お土産がそろう「マーケット SEN(川)」と3つの「SEN」があります。

ランチビュッフェは「レストラン SEN(千)」にて開催。にぎやかな大阪の祭りや屋台をイメージした空間に、なんだかテンションもアップ。

「レストラン SEN(千)」のキッチン 提供:ダブルツリーbyヒルトン大阪城
「レストラン SEN(千)」のキッチン 提供:ダブルツリーbyヒルトン大阪城

店内には約40種のメニューがそろいます。取材時の11月はイタリアがテーマ。

どのメニューもカラフルでおいしそう……食欲の秋ですね。立冬も過ぎて季節は冬ですが、ずっと暑かったので、気分的にはまだ秋なのです。

11月のテーマはイタリア
11月のテーマはイタリア

大阪らしい「おもろい」もプラス

さて、ここからは肝心のお料理を見ていきましょう。こちら「スパゲッティパルメザンチーズ」は、目の前でシェフがサーブ。たっぷりとチーズをからめてくれます。

さらに用意されたパルメザンチーズをお好みでかけて、追いチーズで仕上げ。チーズ好きにはたまりませんね。

「スパゲッティパルメザンチーズ」
「スパゲッティパルメザンチーズ」

月替わりとなるメニューには、毎回「おもろい」と「風情」というコンセプトもあります。こんなとこでも笑いを取りに来るなんて、さすが大阪。

「マルゲリータ風紅生姜とサラミ」
「マルゲリータ風紅生姜とサラミ」

こちらは、イタリアのおもろい枠メニューの「マルゲリータ風紅生姜とサラミ」。なんと、ピザに大阪人が大好きな紅生姜をトッピング。

どうなることかと思いましたが、チーズの塩気と紅生姜の風味が良く合います。家でもやって見ようかしらというような、クセになりそうな仕上がり。

「どて焼きコロッケ彩りソースで」。うしろにあるのは、大阪産ソースバー
「どて焼きコロッケ彩りソースで」。うしろにあるのは、大阪産ソースバー

そして、オープンからのレギュラーメニュー「どて焼きコロッケ彩りソースで」も、ぜひ試していただきたい。

しっかり味の付いたどて焼きを使ったほくほくのコロッケ。おいしくないわけがない! じゃないですか。 

お好みの大阪産ソースをたっぷりと
お好みの大阪産ソースをたっぷりと

彩りソースの名前通り、ズラリと大阪産ソースが並んだソースバーがありますので、いろんなソースとのマリアージュをお楽しみください。

もちろん、何もかけなくてもしっかりと味が付いていますよ。

目の前でカットしてくれる「ローストビーフ」 提供:ダブルツリーbyヒルトン大阪城
目の前でカットしてくれる「ローストビーフ」 提供:ダブルツリーbyヒルトン大阪城

目の前でカットしてくれる「ローストビーフ」も、押さえておきたいメニューの一つ。こちらも毎回楽しみにしている人がいる人気メニューの一つです。

やわらかいお肉のうま味がたまらない、こういう王道メニューもしっかり味わえるのが、ホテルビュッフェのうれしいところですね。

温かいままサーブされる自家製パン

パンはテーブルまでサーブされます。風呂敷をイメージしたかごの下には保温用の石が入っており、パンが温かいのがうれしい。

パンは自家製で2種類。シーズンによって変わるそうですが、このときは生地にもオリーブを練り込んだ「オリーブのパン」と「ちりめん山椒のフォカッチャ」でした。

テーブルまでサーブされる自家製パン
テーブルまでサーブされる自家製パン

オリーブはともかく、味が想像できない「ちりめん山椒のフォカッチャ」でしたが、意外にもちりめん山椒の風味がパンに合う。

パン用にオリーブオイル、バーニャカウダ、ワカメバターが用意されていましたが、「ちりめん山椒のフォカッチャ」にはワカメバターを付けて、海の仲間気分でいただきました。

「ちりめん山椒のフォカッチャ」
「ちりめん山椒のフォカッチャ」

担当者いわく「リピートして楽しんでいただきたいので、シーズンごとに料理の内容を変えています」とのこと。

今回のヨーロピアンビュッフェのシーズンでは、12月はスイスがテーマです。スイスの「おもろい」って何でしょう、すごく気になる……。こうしてファンやリピーターが増えていくんですね。

見て作って食べて、楽しむスイーツ

おなかパンパンまで料理をいただいても、甘い物は別腹。「そんな自分、嫌いじゃない」などと思いながら、食後のお楽しみへゴー。スイーツも種類が豊富で目移りしてしまいます。

スイーツコーナー
スイーツコーナー

ワクワクしながら見て回っていると、カラフルなドーナツが下がった棚を発見! これ家に欲しいなぁ。

カラフルなドーナツの棚
カラフルなドーナツの棚

自分で焼くワッフルも。1度に4つまで焼けます。焼きたてのワッフルの香りと、サクフワ感がたまらない〜! 

デザートもシーズンによってメニューがかわります。夏季にはわたがしマシーンが登場していたそうで、楽しくて作りすぎてしまいそう。

自分で焼くワッフル
自分で焼くワッフル

目の前で仕上げてくれるペストリーシェフのスペシャルデザートも。取材時は「ショコラノワールとマロンのモンブラン」。

わ〜、目移りしすぎて食べきれないですね。メインからデザートまで、自分へのご褒美ランチにもピッタリな、ゴージャスビュッフェでした。

「ショコラノワールとマロンのモンブラン」
「ショコラノワールとマロンのモンブラン」

もうすぐ12月。開業後初のクリスマスシーズンには、ホテルエントランスやレストラン、エグゼクティブラウンジと一部のスイートルームがクリスマス仕様に。

ラグジュアリーな雰囲気のホテルでうつくしいツリーを眺めながら、ホテルランチ。ちょっと非日常な空間で、楽しいひとときを過ごせそうです。

<レストラン SEN(千)>

住所:大阪府大阪市中央区大手前1丁目1番1号 ダブルツリーbyヒルトン大阪城 6階

電話:06-6335-9801(代表)

定休日:無休

公式ホームページ

営業時間:

ランチビュッフェ 11:30~14:30(最終入店 13:30)

参考料金:

■ランチ

平日 大人 5,000円 / 子供(6~11歳) 2,500円

土日祝 大人 6,500円 / 子供(6~11歳) 3,250円

※お盆、クリスマス、年末年始などの特別期間は、営業時間やメニュー内容が変更になる場合があります。

パンダライター・イラストレーター(大阪市)

パンダ好きのライター。アドベンの明浜・優浜の名付け親。日本パンダ保護協会会員。パンダ団子を食べ、パンダのうんこの香りを嗅いだ人間です。撮影には一眼レフを使用。

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