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風呂場のカビ対策!掃除の回数を可能な限り少なくする方法

TOUYA化学系研究者

 これからの季節、悩まされるのがカビです。特に風呂場はシャワーやお湯を使うことから、他の部屋よりも湿度が高くなります。カビは湿った環境で成長するため、この高湿度がカビの発生を促進します。また、シャンプーや石鹸の残りかす、皮脂や汚れなどがカビの栄養源となり、カビはこれらを食べて成長します。風呂場に生える黒カビは根や胞子が奥へ入り込み、簡単には落ちにくいため、予防が重要になります。

50度以上のお湯をかける

 カビの多くは熱に弱いため、風呂から出るときに壁面や床に50度以上のお湯をかけることで、予防になります。水の温度が高いほど、分子が活発に動き、液体の表面から脱出して気体(蒸発)になりやすくなります。よってお湯は水よりも早く蒸発するため、お湯を使うことで効率的に乾燥させることもできます。

換気を良くする

 換気をすると空気が流れて室内の湿度が下がります。これは、湿った空気が外に排出され、乾燥した空気が内部に取り込まれるためです。新鮮な乾燥空気は、水蒸気をより多く吸収する能力があるため、その結果、湿気や水分が空気に移行しやすくなります。そのため、物が乾く速度が速まります。浴室のドアのガラリを開けるか、ドアを数センチ開けて換気扇を回すと効果的です。

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 私はなるべくカビと出会いたくないので、おふろの防カビくん煙剤を2,3カ月に1回使用しています。使わない時と比較してカビと出会う頻度は確実に減っているのでおすすめです!既にカビが見受けられる場合には、まずはカビを除去してから使って下さい。

まとめ:風呂場のカビ対策!掃除の回数を可能な限り少なくする方法

 日常的に簡単な対策を取り入れることで、本格的な掃除をする回数を可能な限り少なくすることができるでしょう。特に私は、おふろの防カビくん煙剤がおすすめなので、カビに困っている人はぜひ検討してみて下さい!お風呂場以外のカビ対策グッズが知りたい方は、私の「ブログ湿気と闘う!梅雨対策に必要な おしゃれ家電3選」をご参照ください!

化学系研究者

東京工業大学大学院の修士課程を卒業後、化学メーカーの研究者として従事。研究成果がメディアに取り上げられた経験有り。化学に関連する記事を書いています。

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