カツ丼や親子丼などの丼物は、食堂やラーメン店、ファミリーレストランなどでも食べることができますが、なぜかおそば屋さんのが一番美味しいと思いませんか。

その理由は、そばつゆに使われる鰹節や昆布でとった「だし汁」と醤油と味醂を寝かせて熟成させた「返し」が使われているからとか。なんとなく納得できますね。

では、本当におそば屋さんの丼物が本当に美味しいのか確かめてみましょう。

伺ったのは南1条20丁目にある『そば処わらべや』。

営業時間は10時30分から15時までと昼だけの営業で、車を停めるのも難しいくらいに大人気のおそば屋さんです。

この日は、開店時間に合わせて行って、のれんがかかるのを待って入店しました。

入口の横には「一生懸命営業中」と書かれた木札がかかっていました。筆者も一生懸命食べ歩き中です。

『そば処わらべや』に来るのはほぼ1年ぶり。その時よりは少し値上がりしていましたが、今時「もりそば」や「かけそば」が600円と庶民的な価格帯です。

さて、今回本当に美味しいのかどうか確かめる丼物に選んだのは「親子丼」。

最近、歳のせいでカツ丼を食べるのがキツイんですわ。

調べると関西では青ネギを具材として使うことが多いそうですが、北海道では鶏肉と一緒に玉ねぎが煮込まれているのが一般的ですよね。

『そば処わらべや』の「親子丼」も玉ねぎでした。そして彩として刻みのりがのせられています。玉子のとじ具合は、割としっとり目です。

味付けは、甘じょっぱくてしっかりとダシが効いています。鶏肉の歯ごたえと玉ねぎの火の通り方も絶妙。

あぁ～これがおそば屋さんの丼物。間違いなくおいしい。しかし、１軒だけでおそば屋さんの丼物がおいしいと結論を出すのは尚早な気がします。これは他のおそば屋さんのも食べ比べしてみなきゃ。