人生に悩んでいる人へ。ヘレン・ケラーの名言「幸せの扉は一つが閉まると…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はヘレン・ケラーの名言をご紹介します。ヘレン・ケラー(1880~1968年)はアメリカの作家、社会福祉活動家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいヘレン・ケラーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ヘレン・ケラーの名言「幸せの扉は一つが閉まると…」英語&和訳(偉人の言葉)
「幸せの扉は一つが閉まると別のもう一つが開くのです。ただ、閉まった扉をいつまでも見つめていて開いた扉に気づかない、そういう人が多いのです」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
自分にないものを見て嫉妬するか、自分にあるものを見て感謝するか。
先日NHKのラジオ深夜便で作家の佐藤愛子さんのインタビューが放送されていたのですね。2015年のインタビューのアンコール放送だったのですが、インタビューの前、アナウンサーの村上里和さんが佐藤愛子さんについて次のように説明されていたのですね。
私は佐藤愛子さんについて詳しく存じ上げていなかったのですね。なんて波瀾万丈な人生なのだろうと。少し元気が出たのですよね。
人にあって自分にないものを見れば、そこには嫉妬が生まれますよね。うらやましいなと。なんで自分ばかりこんな目に遭わなければならないのだろうと。
反対に、自分にあって人にないものを見れば、そこには感謝の気持ちが生まれるのですよね。健康、仕事、家族、自分にとってはあって当たり前のものもそれは人から見れば当たり前ではない。
何かを得れば何かを失う
冷蔵庫に卵が5個ある。目玉焼きを一つ作れば冷蔵庫の卵は4個になる。目玉焼きを二つ作れば冷蔵庫の卵は三つになる。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。どんな大富豪も必ずその代わりに何かを失っているのですよね。
この世界では全てを手に入れることはできない。
結婚をして得られるもの。病気になったとき看病してくれる人がいる。仕事から帰れば「おかえり」と。食事の支度もしてくれるかもしれない。子供ができる。家族ができる。
では、結婚して失うものは何もないのかと。一人の時間、趣味の時間、友達と過ごす時間、親と過ごす時間。結婚して失うものもありますよね。
お金持ちにはお金持ちの苦労がある。既婚者には既婚者の苦労がある。独身者には独身者の苦労がある。
自分にないものを見て嫉妬するか、自分にあるものを見て感謝するか。ないものばかり見ていれば永遠に満たされることはない。
人生に悩んでいる人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はヘレン・ケラーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ヘレン・ケラーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ヘレン・ケラーの名言を22句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「幸せはたいてい開けっ放しにしておいたのを忘れていた扉からこっそりと忍び込む」
ジョン・バリモア(アメリカの俳優)
「ないものを求めてあるものを台無しにしてはいけない。今あるものもかつてはただ望んだだけのものだったことを忘れてはいけない」
エピクロス(古代ギリシャの哲学者)
「幸せは得たものから生じるのではない、与えたものから生じるのだ」
ベン・カーソン(アメリカの医師)
お読みいただき、ありがとうございました!