【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part241:父母の日 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
段々と冷え込む日も多くなり、いよいよ冬本番!といった感じがしてきました。
寒い日は、お部屋でぬくぬく韓国ドラマを見て過ごすのも良いですよね~^^
ということで、今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けしていきます!
それでは、今回の不思議をさっそく見ていきましょうか?
今回は、日本にはない韓国の「〇〇の日」を紹介します!
「韓国の父母の日とは?!」
日本には5月に「母の日」、そして6月には「父の日」がありますね。
しかし、韓国には「母の日」、「父の日」というものはありません!
そのかわり「父母の日(両親の日)」というものがあります。
それが5月8日の「어버이날(オボイナル)」です!
この日は日本の母の日や父の日と同じように、両親を敬い、感謝を伝える日とされています。
実は、過去には韓国にも「母の日」がありました。
しかし、「なぜ父の日はないんだ!」という世間のお父さんたちの声を受け、政府は1973年から母の日の名称を「父母の日(両親の日)」に変更したといういきさつがあります。
日本のように「母の日」、「父の日」と分けるのではなく、韓国では「父母の日」として一日にまとめたんですね!
父母の日には、両親と食事に出掛けたり、家に集まってみんなでケーキを食べたりすることが多いです。
しかし、父母の日は毎年5月8日と決まっていますが、この日は休日というわけではないんですね。
そのため、仕事で都合がつかなかったり、家族みんなで集まるのが難しかったりする場合もあります。
それでも、少しでも両親を喜ばせたいという気持ちから、わずかな時間でもなるべく顔を出したり、プレゼントを送ったりします。
プレゼントの定番は、やはりカーネーションです。
日本では母の日のプレゼントとしてよく選ばれる花ですが、韓国の父母の日にもカーネーションを送る習慣があるんですよ。
カーネーションの花束や鉢植えのほか、「꽃 바구니(コッバグニ)」というかごに入ったフラワーアレンジメントも人気です。
そのほかには、両親にいつまでも元気でいてほしいという願いを込めて、健康食品やサプリメントを送る人も多いです。
なかでも高麗人参が配合された健康食品は特に人気で、店頭には父母の日限定商品もたくさん並ぶんですよ!
プレゼントには、次のようなメッセージカードを添えることが多いです。
「감사합니다(カムサハムニダ)/ありがとうございます」
「항상 건강하세요(ハンサン コンガンハセヨ)/いつも元気でいてください」
日頃の感謝を伝えるメッセージや健康と長寿を願うメッセージは、日本でも韓国でも定番ですね。
もうひとつ、韓国には定番のメッセージがあります。
それは「사랑합니다(サランハムニダ)/愛しています」です!
日本で「愛しています」なんて照れくさくてなかなか言えませんが、これは「大好きだよ~」という感覚に近いかもしれません。
韓国ドラマを見ていても「サランヘヨ~」というセリフはよく出てきますよね。
さらっと「사랑합니다(サランハムニダ)」と伝えられるところが、韓国らしくてステキですよね!
つづいてはこちら~
「先生の日ってなに?!」
日本では聞いたことがありませんが、韓国には「先生の日」というものが存在するんです!
韓国では、毎年5月15日を「스승의 날(ススンエ ナル)」といいます。
「스승(ススン)」とは「師匠」という意味で、直訳すると「師匠の日」となります。
この日は、日頃お世話になっている担任の先生、習い事や塾の先生に感謝を伝える日なんですよ~!
昔は、メッセージカードと共に花を先生に送ることが多かったといいます。
しかし、それが次第にエスカレートし、先生に高額な贈り物を渡したり、賄賂とみなされるような事例もあったため、現在では先生への贈り物は禁止されています。
そのため、金額ではなく気持ちを伝えるプレゼントが主流になっているんですね。
先生に手紙を書いて渡すほか、クラスのみんなで歌をうたって感謝の気持ちを伝えることもあるんですよ。
目上の人を敬う韓国ならではの文化ですね!
いかがでしたか?
今回は、韓国の「父母の日」と「先生の日」を紹介しました!
韓国は、母の日と父の日をまとめて「父母の日」としているんですね。
お祝いする子供の立場からしても、別々に分かれているより一度にお祝いできる「父母の日」は良いかもしれません笑
そして、先生に感謝を伝える日というのがあるのも驚きです!
日本にはない文化ですが、先生を敬う気持ちを大切にする韓国らしいステキな文化ですね。
それでは、また次回も面白くてためになる不思議をたくさん紹介したいと思います!
どうぞ、お楽しみに~♪