Yahoo!ニュース

とことん怠けるのもOK! 「ソロ温泉」だからできる6つのこと

高橋一喜温泉ライター/編集者

「ひとり旅は退屈だ」「何をしたらいいかわからない」という話を聞くことがある。

だが、ソロ温泉だからこそできることはたくさんある。ひとり旅だからやってみたいことを5つピックアップしよう。

①「自分の時間」を確保する

ソロ温泉の醍醐味のひとつは、ひとりの時間をもてることだ。現代人は会社や家、SNS上で人間関係に縛られがちである。SNSやスマホから距離をとるなど、たまには人間関係のしがらみから自由になって、自分を見つめ直す時間をもつことも大切である。

②とことんゴロゴロ

当たり前だが、ひとりなら宿でどう過ごそうと自由である。温泉に入ってビールを飲んでゴロゴロとしていてもいいし、そのまま昼寝してしまってもいい。夜更かしをするのも自由だ。気の張っている日常では案外、心からリラックスできていないもの。とことんだらしなく過ごすのも、ソロ温泉の愉しみ方である。

③大いに悩む

人生や仕事について悩んでいることがあるなら、ソロ温泉でゆっくりその課題について考えてみてはどうだろう。温泉に入ってリラックスすれば、日常ではできないような大胆な発想ができて、何らかの解決策が見つかるかもしれない。

④好きなだけ温泉に入る

誰かと一緒に行くと、「いつ温泉に入るか」も自由ではない。相手に気を遣うし、一緒に入浴するのが苦痛であることも。いつ温泉に入っても、何度温泉に入ってもいい。夜中や早朝に入っても、「相手を起こしてしまうのでは?」と心配する必要もない。好きなタイミングで、好きなだけ温泉を愉しもう。

⑤「そうだ、温泉行こう」ができる

複数人での旅は、スケジュール調整に苦労するが、ひとり旅は気ままな旅が叶う。「仕事が落ち着いたから明日、温泉に出かけよう」という気分のとき、フットワーク軽く動けるのはソロの強みである。「仕事が早く終わったから、今から温泉に行こう」という思いつきも可能である。

⑥積読していた本を読む

読みたいと思っていたけれど、なかなか読めずにいる本は溜まっていないだろうか。もしあるなら、ソロ温泉で読破してしまおう。電車など公共交通機関を使えば移動中も読書が捗る。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

高橋一喜の最近の記事