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【津市】7月後半から8月末が見頃!国宝のお寺で、蓮を見ながら涼しく朝散歩

原井けいこライター・デザイナー(津市・松阪市)

7月に入り、気温が30度を越える日が続き、いよいよ夏本番!そんな暑さの中、涼しげに私たちの目を楽しませてくれる”蓮”が咲き始めています。

JR「一身田駅」から徒歩5分、「真宗高田派本山 専修寺」の蓮をご紹介します。

外観

2棟の国宝、11棟もの国指定重要文化財が立ち並ぶ真宗高田派本山 専修寺。精巧な木造建築で、どっしりとした佇まいの「如来堂」の左右に蓮の鉢がずらりと並んでいます。

如来堂 正面
如来堂 正面

如来堂前に並ぶ、蓮の鉢

鉢はおよそ135鉢もあり、蓮の種類は35種類。高田本山では「高田本山 蓮の会」という蓮のオーナー制度があり、蓮の鉢と各オーナーの名前の書かれた札とが並んでいます。蓮のオーナーになると、3月の植え替え時期に蓮の株分けをしてもらえたり、お抹茶の会への招待があったりと様々な特典があります。

現在の蓮の様子(2023年7月3日朝7時すぎ)

満開の状態の蓮の花もいくつか見かけました。蓮の花の命は、約3日。開いて閉じてを繰り返し、やがて開き切って散っていきます。開いた花が見られるのは、とても貴重です。

満開の蓮の花
満開の蓮の花

五分咲きの花や蕾、実もたくさん見られました。白や黄身がかったもの、薄いピンクに濃いピンク、いろんな色の蓮があり、葉っぱの隙間から顔を出す蓮を探すのが楽しかったです。

蓮の花やつぼみ、実など
蓮の花やつぼみ、実など

蓮池の様子

如来堂を正面にして右方向に進んでいくとある蓮池。こちらは、如来堂付近よりも遅れて花が咲きます。水に浮かんだ蓮の葉の隙間を、鯉がスイスイと気持ちよさそうに泳いでいました。

蓮の花の見頃は7月20日すぎから

蓮は朝の4、5時から開花します。筆者は7時すぎに訪れましたが、朝のお勤めの声が聞こえてきて、ご近所の方が敷地内を2名ほど散歩されていました。これから、だんだんと開いていく蓮。見頃は、7月20日ごろから8月半ばまで。お盆になるともう終わりかけなので、見たい方は、ぜひそれまでにお出かけください。

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真宗高田派本山 専修寺
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ホームページ
http://www.senjuji.or.jp

住所
三重県津市一身田2819番地

電話番号
059-232-4171

駐車場
JR一身田駅近くに大駐車場(無料、大型バス可)有
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ライター・デザイナー(津市・松阪市)

Uターン移住2年目。津と松阪のいいところ、紹介していきます。

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