5分で分かる! 各社出揃った!4Kテレビのトレンド(まとめ)と選び方 ~2014年夏編~
本日5月20日、シャープが4Kテレビの新モデルを発表し、各社の4Kテレビ2014年夏モデルが出揃いました。
何かと話題の4Kテレビ。購入予定の方も、そうでない方も、5分でサクッとトレンドを掴んでおきましょう!
購入したいけど、細かい事は分からない・・・という方は、「選び方」をご参考に!
4Kテレビのトレンド ~2014年夏編~
■トレンド その1 <小さい画面が選べる!>
2013年モデルまで、4Kテレビは55型以上と超大型に限られましたが、2014年は東芝が40型、ソニーが49型、パナソニックが50型を発売。
これらの比較的小画面モデルは、価格面で手に届き易いのもポイントです。
■トレンド その2 <画質が良くなった!>
4KテレビはフルHDテレビの「4倍高画質」、といった報道を耳にしますが、これは間違い。フルHDテレビが約200万画素に対し、4Kテレビは約800万画素なので「4倍高精細」と言えますが、「高精細=高画質」とは限りません。
登場当初の4Kテレビは、液晶パネルが未熟で輝度ムラが大きく、斜めから見ると色の変化も少なくありませんでした。しかし、年々改良が進み、2014年モデルは基本画質が向上していますので、ご注目を!
■トレンド その3 <4K放送への備えも万全!>
4K放送の規格や使用する技術もほぼ決定。2014年に新発売の4Kテレビは、4K放送チューナーで受信した映像を、HDMIケーブル1本で接続して表示可能になっています。(4K映像コンテンツの伝送に必要な著作権保護規格HDCP 2.2に対応)
将来に渡って使い続けられる安心感も、2014年モデルのポイントです。
4Kテレビの"目的別"選び方 ~2014年夏編~
■とにかく「高画質」なら ソニーBRAVIA 「X9500B」シリーズ
映像の明るい部分をより際立たせ、黒をより深く沈め、コントラストの高い映像を実現。
液晶テレビの常識を打ち破るダイナミックな映像美は専門家も絶賛。
夜空に浮かぶ星や夜景の「キラキラ感」は感動モノです。
■4Kコンテンツへの対応力なら シャープ AQUOS 「UD20」シリーズ
テレビ本体のみで、「NTTぷらら」が2014年10月からサービス開始を予定している4K VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスに対応しています。
余談ですが、シャープは、「スカパー!プレミアム」対応の4Kチューナー/レコーダー「TU-UD1000」を6月に発売予定。同モデルでは、NexTV-F(次世代放送推進フォーラム)を主体に6月2日から124°/128°CS衛星で開始する4K試験放送の受信と録画ができ、4K放送への積極的な取り組みにも注目が集まっています。
■ファミリーで使い易さ重視なら パナソニックVIERA「AX800」シリーズ
画質面でも進化しているパナソニックですが、他社製品と比べて特にユニークなのが操作性の進化。
音声対応リモコンが付属し、チャンネルの切り替え、操作や録画予約、ネットに接続していれば番組やインターネット情報の検索も、話し言葉で行えます。
加えて、テレビが待機時、人の動きを感知して自動的に画面下に様々な情報を表示することも可能。さらに顔認識機能で、各自に合った情報の自動表示も。お出かけ前に、天気予報やニュースのチェックに便利です。テレビというよりは、「情報の窓」といった先進的な使い方ができます。
■小さい画面が希望なら 東芝 REGZA「J9X」
現時点で、40型の4Kテレビは東芝のみ。小さい画面なら、画素の密度がより高まって、精緻な映像が楽しめます。写真を鑑賞したり、パソコンをHDMIで接続してモニタ代わりに使うなど、「小画面&お手頃価格」で、4Kテレビの用途が広がります!
2014年夏の4Kテレビ、各社製品のラインナップと詳しい解説は、「4Kテレビ最新トレンド2014夏&選び方」(All About)、でご紹介していますので、併せてご参考に!