【赤穂市】暖木の姉妹店「古木つね」がオープン!手頃でカワイイ素敵なアンティーク雑貨ならおまかせ
2022年8月、坂越の人気古民家カフェ「暖木(のんき)」の姉妹店、「古木つね(こぎつね)」が、暖木の駐車場をはさんだ南隣りにオープンしました。
どんなお店なのかな?取材に伺いました。
アンティークのコレクションを展示・販売
「古木つね」は、国内外の古い食器やガラス小物、古道具や家具を扱うお店。なかには骨董価値の高いものも並んでいます。
坂越の人気カフェ「暖木」のマスター、橋本正人さんのコレクションを展示、販売するようにお店として整備した形です。古物商の資格も持ち、販売はもちろん買い取りも行う橋本さん。長い間の橋本さんの一つの夢が形になったお店ともいえるでしょう。
元々、橋本さんは暖木の前身である姫路のショップでも、家具職人として自分が作った家具や修理したアンティークの小道具などを扱って来ました。
持ち前の器用さとセンスの良さを活かして、暖木はもちろん、姉妹店の「紡木」や「nonki picnic」のリノベーションも手掛けてきました。今回も大正時代の古民家をおしゃれに改装。一部プロの手も借りながら、商品が際立つ店として再生させたのです。
素敵な商品がラインナップ
店内には色々なもの並んでいますが、観光客から人気は、手頃な価格の食器類。大正から昭和の時代に一般家庭で売られていたものがメインだそうですが、「わー懐かしいーー」といって、お気に入りを選んで買って行く人も少なくないそうです。
商品はきれいに磨き上げられているし、見ていても楽しい。連れて帰りたくなるものばかりです。おばあちゃんの家で見たことがあるような食器もあって、本当に懐かしさも感じます。
若い世代に人気はガラスの器や小物。特にガラスの小瓶が評判だそうです。
ディスプレイの仕方もおしゃれですよね。ちょっとグリーンを飾ったりするのにもよさげです。
骨董品好きの方からは「本当にこの値段でいいの?」と心配されるほどですが、橋本さんとしては「坂越におもしろいお店があったなあ」と言ってもらえたら本望だそうで、地域貢献の一環でもあるようです。
店内はこんな感じ
商品は、解体される家屋に残っているものを仕入れてくるのがメインです。
家具は解体して、照明はランプの部分だけ外して、持って帰ってくることも。
古道具や家具も橋本さんの手にかかれば、イキイキと輝きを取り戻し、どれも魅力的な商品として蘇ります。
「古い時代のものに息を吹き込んで、次の世代につなげていけたら…。使い方によってはおしゃれに使えますからね」と橋本さん。
キツネモチーフもかわいい
レジのところには、キツネモチーフのファブリックが貼られていて、こちらも珍しいしカワイイ。
壁に飾られた「張り子のキツネ」。こちらは、オブジェとして作ってもらったものだそうですが、こちらもカワイイ。
「古木つね」という店名は、奥さんのめぐみさんのネーミング。
「暖木(のんき)」「紡木(つむぎ)」と、姉妹店は「木」の付く店名なので、あえて「木」を使ったそう。また古いものを扱っているので「古木つね」。もちろんモチーフはキツネです。
店名にもセンスが光ってますよね。
店頭のウィンドウで、道行く人を見守るこのキツネちゃんたち。
神戸・三宮のあるお稲荷さんからお嫁に来たそうです。稲荷神社が取り壊しになった時に、ちょっとしたご縁があって、譲り受けたそう。阪神淡路大震災後の建立なので、時代的には新しいものですが、商売繁盛のご利益がありそうですよね。
「販売もしていますが、買取もしていますので、お気軽にお声掛けください」と橋本さん。お家に眠っている古いものが、橋本さんの手で磨き上げられますよ。ぜひ問い合わせてみて。