秋山翔吾は故障者リストに入り、開幕には間に合わない見込み。代わってロースターに入るのは…
3月13日のエキシビション・ゲームで、秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)は左の太腿裏を痛めた。故障者リストに入り、開幕には間に合わない見込みだ。レッズのビート・ライターである、ジ・アスレティックのC.トレント・ローズクランズとMLB.comのマーク・シェルドンによると、デビッド・ベル監督は3月15日に、秋山が復帰するまで「数週間」と語ったという。
故障の直前に「秋山翔吾と筒香嘉智は、割と「高価な控え選手」になりかねない!? どちらも年俸は700万ドル」で書いたとおり、レッズの外野トリオは、左から右へ、ジェシー・ウィンカー、ニック・センゼル、ニック・カステヤノスの3人が守る。ウィンカーは、1番打者としてラインナップに並びそうだ。
秋山に代わって開幕ロースターに入るのは、アリスティーディス・アキーノかスコット・ハイネマン、あるいはマイナーリーグ契約のディー・ストレンジ-ゴードンかタイラー・ネークインだろう。
この4人のうち、ハイネマンとストレンジ-ゴードンの2人は、ここまでのエキシビション・ゲームで好成績を残している。3月14日の時点で、ハイネマンは打率.368(19打数7安打)と出塁率.520、1本塁打と4盗塁。ストレンジ-ゴードンは打率.294(17打数5安打)と出塁率.400、0本塁打と2盗塁だ。
あるいは、2人とも開幕ロースターに入るかもしれない。レッズでは、一塁手のジョーイ・ボトーが新型コロナウイルスに感染し、3月10日に故障者リストに入った。開幕までに復帰できるかどうかは、まだ不明だ。ハイネマンは外野3ポジションに加え、一塁も守る。ストレンジ-ゴードンは外野よりも内野、二塁が本職だ。2014年にロサンゼルス・ドジャースの正二塁手となるまでは、主に遊撃を守っていた。どちらも複数のポジションをこなすので、汎用性のある控えとなる。