「黄色いゴーヤを捨てる」←「ちょっと待って!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
夏を代表する野菜「ゴーヤ」、皆さんはもう召し上がりましたか?
「ゴーヤ=苦い」というイメージがありますが、実は苦みの少ない「白ゴーヤ」という品種も存在します。
【白ゴーヤ】
主に中国や台湾などアジア原産のゴーヤーで、別名「サラダゴーヤー」とも呼ばれ、生食にも向いているのです。
我々が普段「ゴーヤチャンプルー」などに使うゴーヤは別名「にがうり」とも呼ばれているんですよ!私の記事を読む皆さんは物知りだから『知ってるわ!』という声が聞こえてきそうです(笑)
ところで、皆さんは買ったゴーヤが黄色く変色した経験はありませんか?
初めて見た方はびっくりですよね!『あれ、私こんな黄色の野菜なんて買ったっけ?』と自分を疑うほど、ゴーヤは時間が立つと黄色く変色します。
果たして、黄色くなったゴーヤは食べることができるのでしょうか?
今回の目次
- 黄色くなったゴーヤは食べられる?
- ゴーヤが黄色くなる原因
- 黄色いゴーヤの味の特徴
- まとめ
黄色くなったゴーヤは食べられる?
黄色くなったゴーヤは食べられるのでしょうか?これの答えは…
ゴーヤは黄色くなっても食べることができます!
はい、食べられるんです!
ゴーヤをよく食べる方にとっては常識的なことだと思いますが、あまり食べない方にとっては初耳の情報ではないでしょうか?
では、一体なぜゴーヤが黄色くなるのでしょうか?一緒に「原因」も見ていきましょう。
ゴーヤが黄色くなる原因
ゴーヤが黄色くなる原因は、ズバリ「成熟」です!
皆さんが緑色のゴーヤを買って常温でしばらく置いておくと、追熟して緑色から黄色に変色します!もっと詳しく説明すると、
ゴーヤは追熟と完熟の過程で、「緑色」→「黄緑色」→「黄色」→「オレンジ色」と変色します。
つまり、私たちが普段食べている緑のゴーヤはまだ完熟していないものだったんです。
黄色いゴーヤの味の特徴
黄色いゴーヤの「味」にはどのような特徴があるのでしょうか?
【黄色いゴーヤの味の特徴】
緑色のゴーヤに比べて苦味が少なく、甘みが増しています。しかし、緑色のゴーヤより歯応えが少しなくなっています。
『苦いの苦手』という方は黄色のゴーヤを食べると、もしかしたら食べられるかもしれませんね。
ちなみに、緑色のゴーヤが苦いのは「モモルデシン」という成分が原因です。この成分は、ゴーヤが熟す前に動物に食べられにくくするために存在すると言われています。
まとめ
- ゴーヤは黄色くなっても食べることができる
- 黄色いゴーヤは緑色のゴーヤが「熟した」証拠
- ゴーヤは「緑色」→「黄緑色」→「黄色」→「オレンジ色」と色が変化する
- 黄色いゴーヤは、緑色のゴーヤに比べて苦味が少なく、甘みが増していますが、歯応えは少ない
- 苦いの苦手な方は黄色のゴーヤを食べてみて!