夏のバナナの保存方法!2週間も”食べ頃”をキープする方法とは?元スーパーの店員が解説
皆さん、バナナの保存方法に困ったことはありませんか?
特に夏は暑くて、バナナにすぐシュガースポットが出てしまいます。
また、一度に全部食べきれないとき、どう保存したらいいのか迷いますよね。今回は、そんなバナナの保存について、元スーパーの店員だった「ぱるとよ」が解説します。
夏の暑いときは、バナナが早く傷む?
そうなんです、夏の暑さはバナナにとって厳しい条件なんです。
バナナは熱帯原産なので、寒さよりは暑さに強いですが、あまりにも高温だと、バナナの熟成は早まり、すぐに傷んでしまいます。
私がスーパーにいたときはバナナのストックは基本的に室温でしたが、外気温が35度を超えるときはストックする倉庫が蒸し風呂状態になり、1日でシュガースポットが出るほどに。
バナナの箱の前を通ると食べごろの甘い香りがして蓋を開けると、熟して食べごろになっていることもあったので、暑過ぎる日は冷蔵庫でストックしている時もありましたよ。
バナナを2週間も長持ちさせる方法とは?
では、どうしたらバナナを長持ちさせることができるのでしょうか。方法を見てみましょう。
1)お好みの熟度まで室温で保存
まず、バナナを1本ずつバラバラ切り離して、
自分の好きな熟度になるまで室温で保存します。
注意点は、エアコンの風が当たらない場所に置いておくことです。エアコンの風はバナナを乾燥させてしまう原因になるからです。
写真のように袋に入れると乾燥を防いでくれますよ!
2)冷蔵庫で保存
次に、バナナを長持ちさせるには冷蔵庫で保存します。しかし、冷蔵庫に入れるときに注意が必要です。
そのまま冷蔵庫に入れると、冷気で皮が黒くなってしまいます。そこで、バナナをキッチンペーパーで1本ずつ包みます。
キッチンペーパーにくるんだバナナを食品用の袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存します。
こうすることで、冷蔵庫での保管期間を長くすることが可能になります。私が実際に試した結果、2週間も冷蔵庫で保存ができました。(バナナの鮮度や熟度により変わる場合もありますので、食べる前に品質は確認してくださいね。)
バナナは値段が高いものと安いものがありますが、どちらのバナナも同じように保存できますよ。では、高いバナナと安いバナナは何が違うのでしょうか?
こちらの記事(外部サイト)で詳しく紹介しています。
コツ、注意点
バナナは皮が黒くても、中身が傷んでいなければ食べても大丈夫です。
しかし、果肉が黒くなったり、透明に変色したり、異臭がする場合は、食べないほうがいいです。
もっと長持ちさせたい人は?冷凍保存がオススメ
さて、もしバナナをもっと長持ちさせたいと思ったら、冷凍保存がおすすめです。その手順は以下の通りです。
冷凍の手順
1. バナナの皮をむきます。
2. 好みの大きさに切ります。
3. 食品用保存袋(冷凍対応)に入れて、空気を抜いてから封をします。
4. あとは冷凍庫に入れて保存します。
この方法なら、バナナは1ヶ月ほど保存が可能です。
まとめ
夏のバナナの保存方法について、簡単にまとめてみましょう。
- お好みの熟度までバナナを室温で熟成し、それから冷蔵庫で保存します。
- 保存する際は、キッチンペーパーでくるんでから、食品用の袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保存します。
- 皮が黒くても中が傷んでいなければ食べられますが、果肉が黒くなったり、透明に変色したり、異臭がする場合は食べません。
- さらに長持ちさせたいときは、冷凍保存がおすすめです。
以上、私がオススメする夏のバナナの保存方法でした。
バナナをもっと長く、そして美味しく楽しみたい方はぜひお試しくださいね。
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