福島県の郷土料理“いかにんじん”を再現?「ペヤング いかにんじん味やきそば」をレビュー
「ペヤング いかにんじん味やきそば」を食べてみました。(2024年6月10日発売・まるか食品)
この商品は、福島県の郷土料理“いかにんじん”を“カップ焼そば”として再現したもので、“いか”や人参の旨味エキスに醤油を合わせ、香辛料で味を調えたことによってどこか懐かしく感じさせる和風テイストに際立ち、さらに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感を引き立てる“おかず”的な一杯、“ペヤング いかにんじん味やきそば”となっております。
では、今回の“ペヤング いかにんじん味やきそば”がどれほど醤油ベースに“いか”や人参の旨味を利かせた安定感のある優しい味わいに仕上がっているのか?香辛料で味を調えたメリハリのあるキレや具材に使用された各種具材、ラードを使用した油で揚げたすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(113g)当たり510kcal。
食塩相当量は3.8gです。
次に原材料を見てみると、醤油をベースに“いかにんじん”らしく“いか”や人参の旨味をバランス良く合わせた和風テイストの落ち着いたソースに仕上げ、具材に使用されている“いか”や人参からも旨味を引き立て、香ばしいフライ麺とも相性良くマッチした安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
その後しっかりと湯切りをして、ソースを加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、“いか”と人参を甘辛い醤油でじっくりと漬けたかのような優しい味わいに際立ち、香辛料で味を調えた安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕様となっており、醤油をベースに“いか”と人参の旨味エキスをバランス良く利かせ、香辛料で味を調えた安定感のある和風醤油ソースがよく絡み、芳醇とも言える醤油の風味や食欲そそる香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“いか”以外に人参が使用されていて、特にこの具材は…噛むほどに旨味が増す仕上がりでしたので、まずは全体と馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層“いか”の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
ソースは、醤油をベースに“いか”や人参の旨味エキスをバランス良く利かせ、さり気なく加えた昆布エキスによって繊細な旨味をプラス、そこに香辛料で味を調えたことでメリハリが付き、福島県の郷土料理“いかにんじん”を再現したというだけあってどこか懐かしく優しいテイストとなっています。
ということで今回“ペヤング いかにんじん味やきそば”を食べてみて、福島県の郷土料理“いかにんじん”を“ペヤング”流にアレンジ・再現した一杯には…濃い目の醤油をメインに“いか”や人参の旨味エキスをバランス良く利かせ、ラードを使用した油で揚げたフライ麺からも良い旨味・風味が滲み出す最後まで飽きの来ない一杯となっていました。
ただ、素材の旨味を活かした“おかず”的な要素が強く比較的地味な味でしたので、仕上がり自体悪くはありませんでしたが、シリーズとしては若干インパクトに欠けるテイストということもあって今ひとつ物足りなさを感じる方も多いのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
ペヤング いかにんじん味やきそば!福島県の郷土料理をペヤング流にアレンジした優しい一杯