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調理道具や調味料はざっくり収納で2か所管理くらいがちょうどいい

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

最近、我が家の女子たちは料理動画を見て突然作りたくなることがあるようで、キッチンに立つことが多いです。

しかし普段キッチンに立たない人が立つとアレがないコレがないと大騒ぎ。

先日は茹であがったジャガイモをつぶすのに、コンロそばの調理道具たての中を見て「ジャガイモをつぶすのがないー!」と言っていました。

我が家はポテトマッシャーは食器棚の中。そんなに頻繁にジャガイモをつぶすことがないので、食器棚の中に収納されています。

コンロの背後にある食器棚
コンロの背後にある食器棚

食器棚に収納されている調理道具
食器棚に収納されている調理道具

ケースの中
ケースの中

頻繁に使うモノだけをコンロ周りに置く理由

調理に使うことが想定されるモノはコンロ周りに全部出しておくのが使う時に一番楽ですが、ここに置くのはよく使う1軍のみ。(我が家の場合2週間に一度程度使用)

あまり使わないモノをコンロ周りに置きっぱなしにしていると、ずっと使わないから洗われることもなく、ただベタベタになるだけなのです。

よく使うモノだと、頻繁に使ってその都度洗うのでいつも清潔を保つことができます。

置き場を分ける場合は2.3か所まで

調理道具は使用頻度によって置き場所を変えるとよいですが、何か所にも分かれるとどこに何があるかわからなくなるので、2、3か所までがベストです。

我が家の場合は、

1軍(2週間に一度以上使う)コンロ周り
2軍(1か月~年に一度程度使う)食器棚

に分けています。

3か所に分けるのであれば、コンロ周りに一番使用頻度の高いモノを置き、その次にコンロから手を伸ばせば届く場所、次に少し移動したり振り返ったりして出し入れする場所の順にモノを配置します。

これは、調味料も同じ。滅多に使わない調味料をコンロ周りにずらりと並べている家庭もありますが、ベタベタになるだけ。

出しておくのは、よく使う数種類で十分なのです。

1軍の調味料と調理道具
1軍の調味料と調理道具

コンロそばの調味料収納
コンロそばの調味料収納

ざっくり収納くらいが長続きする

我が家はコンロ周りに置くお玉などはフックなどにかけず、ざっくり入れ物に収納するようにしています。

包丁が入っているのは、子どもが小さい時からです(子どもが手が届かない場所)
包丁が入っているのは、子どもが小さい時からです(子どもが手が届かない場所)

時間に余裕がある時に、入れ物も食器洗い乾燥機に入れて洗います。

細かく分けることはしていません。フックに一つずつかけるよりこのくらいざっくりの方が家族もしまいやすく長続きしています。

コンロ周りの調理道具や調味料の置き方で、調理がグッとしやすくなりますが、なんでも出しておけばいいというものでもありません。

よく使うモノだけをざっくり置くようにしておくと、油汚れでベタベタすることなく、適度に「使いやすい」を叶えることができるのではないでしょうか。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ)

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。2012年整理収納アドバイザー1級。CTB生放送102回9年間出演。セミナー回数100回、受講生2000人以上で片づけの概念が変わると高い評価を受けている。

長男との片づけバトルを通して好きなモノを「選ぶ」ことが片づけには大事だと実感。

現在は片づけに興味があるなし関係なく、自分の人生をよりよくしたい人向けに、モノを選び残す楽しさと選ぶことにより暮らしが充実することを発信し、人それぞれが「自分の選ぶ」を楽しむ時代を作るため活動の幅を広げている。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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