ZOZOTOWN前澤友作社長「月旅行キャンセル」報道を否定。東スポは見出し訂正
ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長が、月旅行をキャンセルしたとの報道に対して「事実無根だ」と否定する発表を5月20日の夜遅く『Twitter』に投稿しました。
また、翌21日には「東スポさんには記事見出しの訂正依頼をお願いしておきました」とも発表。
抗議を受けた東スポは、該当記事のタイトルを「ZOZO前澤社長 所有絵画売却の次は『月旅行キャンセル』」から「ZOZO前澤社長 所有絵画売却で囁かれる“資金繰り”」へと修正しました。
タイトルのネタ元は市場関係者による憶測
前澤社長が事実無根だと否定したタイトルの元になっている情報源は、ツイートのとおり記事の内容を読めばわかりますが市場関係者による憶測でした。
つまり前澤社長や月旅行計画の関係者による発言などではありませんでした。
なのに「月旅行キャンセル」と書いてはデマになってしまいます。
「?」をつければセーフだったかも?
筆者としては、おそらく今回のタイトルに「?」をつけていればセーフだったのかなと思います。
「ZOZO前澤社長 所有絵画売却の次は『月旅行キャンセル』」では確定情報になってしまいますが、「ZOZO前澤社長 所有絵画売却の次は『月旅行キャンセル』?」では事実と断定していません。
まあネタ元が市場関係者による憶測ですから「?」をつけたところで怪しい報道であることには変わりないのですが、その少しの配慮が「推測による報道」と「デマ」との違いになるのではないでしょうか。
問題はすでに広まってしまった「月旅行キャンセル」報道について、今後どのように訂正報道を伝えていくかだと思います。筆者のこの記事もその一助になれば、と。