LINE、アルバムに他人の写真が表示される不具合が発生中。サムネイル画像の表示システムに問題か
11月28日の深夜頃から、メッセンジャーアプリ『LINE』のアルバム機能のサムネイルに、他人の写真が表示される問題が起きているとの報告がSNS『X(旧Twitter)』で上がっています。
アルバムのサムネイルが別のユーザーのものに
この問題は、『LINE』アプリ内のアルバムを開くと、サムネイル画像の一部に自分の写真ではなく他人の写真が表示されるというものです。
発生しているユーザーは多いらしく、『X』では続々とキャプチャ画像がアップされています。
なお、誤表示が起きているのはサムネイル画像のみであり、サムネイル画像をタップするとユーザー自身の写真が表示される模様です。
運営は「アルバムのキャッシュ」の削除で復旧可能と呼びかけ
この問題を受けてLINEは11月29日1時、「LINEのアルバムのサムネイル画像が正しく表示されない不具合が発生しており、修正対応中」と発表。
あわせて「アルバムのキャッシュ」を削除することでサムネイル画像が復旧できると案内しています。
おそらく、何らかの不具合によりアルバムが他人のサムネイル画像のデータを参照するようになってしまったものだと思われます。
他人のサムネイル画像をSNSに公開しないように
『X』では多くのユーザーが「公開しても問題ないだろう」と判断したと思われる他人のサムネイル画像をアップしていますが、サムネイル画像のような小さいサイズでも個人を判別できるものが多く、後々トラブルになる危険があります。やめましょう。
どうしても公開したいのであればその部分にモザイクをかけるなどし、プライバシーに配慮することをおすすめします。
なお、今回の件でLINE運営は問題が起きたときの対処法は案内しているものの、自分の写真を他人のアルバムに表示させない方法は示しておらず、現時点では問題の原因の特定もできていないものと思われます。