このスラッガーの100本塁打到達はジャッジより1試合遅いだけ。さらにハイペースで近づいているのは…
4月3日、ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)は、5回裏にホームランを打ち、通算100本塁打に到達した。
アルバレスは、今シーズンがメジャーリーグ5年目だ。昨シーズンを終えた時点では、出場368試合で98本塁打だった。今シーズンは、開幕から4試合で2本塁打。100本塁打まで372試合は、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)より1試合遅い(多い)だけ。彼らの上には3人、325試合のライアン・ハワード、347試合のピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、355試合のゲリー・サンチェス(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)しかいない。
トップ10の後半には、376試合のラルフ・カイナー、377試合のジョーイ・ギャロ(現ミネソタ・ツインズ)、378試合のロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)、390試合のチャック・クラインとボブ・ホーナーが並ぶ。アルバレスが5位にランクインし、393試合のマーク・マグワイアが10位から11位となった。
4月1日にマイナーリーグ契約を交わしたサンチェスを含め、トップ10のうち、過半数の6人は現役選手だ。今シーズンは、さらにもう1人、トップ10入りする選手が出てくるかもしれない。
フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)は、273試合で81本のホームランを打っている。ここまでは、3.37試合に1本のペースだ。ここからも同じペースで打てば、337試合で100本塁打。アロンゾを凌ぎ、ハワードに次ぐ2位にランクインする。ここからの19本塁打が6.15試合に1本のペースでも、9位タイのクラインとホーナーに並ぶ。
昨年11月に「昨年は「本塁打王」、今年は故障&薬物で「全休」の遊撃手は、来年どこを守るのか」で書いたとおり、現在のタティースJr.は出場停止中だ。だが、パドレスの試合が順延にならなければ、4月20日に復帰できる。ジ・アスレティックのデニス・リンによると、4月4日から、タティースJr.はAAAの試合に出場するという。