洗濯機で30度で洗われた猫が生き延びる ノルウェー
ノルウェー・オスロの家庭で、猫が洗濯機に入ったまま洗われ、生き延びた。
猫の名前は「ゼロ」。飼い主が他の洗濯物を取りに行っている間に、ゼロは洗濯機の中に入り込む。
家族は気づかずに、スタートボタンを押してしまう。そのまま30度のお湯で、40分間ほど猫は洗われたと、NRKやVGは報道。
冬が長いノルウェーではウール素材の服が愛用されており、猫は「ウール」プログラムで洗われた。結果、通常の洗濯プログラムより、「優しく、丁寧に」洗濯されたようだ。
ノルウェーの洗濯機はドラム式で、一度洗濯が始まると、途中で蓋を開けることは難しい。
洗濯後、猫はもうろうとしており、吐いたそうだ。すぐさま獣医に連れていかれ、2日間の治療を受け、元気になった。
「猫は今、洗剤の香りがする。多分、もう水は好きではないと思う」と飼い主はNRKに答えた。
筆者が獣医に電話したところ、「事実だ」と確認。この件は大手メディアに続々と報道されているため、飼い主は驚いているそうだ。
Text: Asaki Abumi