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【神戸須磨シーワールド】下も見て!下!下!イカナゴが砂の中に数えきれないほど隠れてる

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は前回に引き続き6月1日にオープンした「神戸須磨シーワールド」の見所情報について。

前回の記事では最大の目玉”シャチのダイナミックなパフォーマンス”をピックアップして紹介しましたが、今回は地味~な部分を。でもね、きっと知ったらハマるはず。ココに気が付かずに通り過ぎたら勿体ない!そんなポイントだ。

神戸須磨シーワールド「アクアライブ」へ

神戸須磨シーワールドは、神戸市の須磨海浜公園に”スマスイ”の愛称で親しまれていた須磨海浜水族園の跡地に新しく誕生した水族館。

施設は「オルカスタディアム」「ドルフィンスタディアム」「アクアライブ」の3つの建物で構成され、施設内では、522種17,000点もの生きものが展示されているほか、パフォーマンスやふれあいが楽しめる。

例えば、「アクアライブ」では水の一生をテーマに瀬戸内海の原風景を再現した展示や、生きものたちの多様で豊かな行動を観察できる。

その中でも、特に注目したいのは「イカナゴ」の水槽だ。

イカナゴと言えば、「釘煮(くぎに)」で知られている。

播磨灘や大阪湾に面した瀬戸内海東部沿岸部で、イカナゴは釘煮と呼ばれる郷土料理で親しまれ、阪神地区、播磨地区では春先に、各家庭でイカナゴの幼魚を炊く光景が見られてきた。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用(外部リンク)

館長の話によると、瀬戸内海に多く棲む魚のイカナゴの常設展示は難しいのだとか。イカナゴは夏眠をするためにスグに砂に潜ってしまうそう。そのため水温などの調整が大変で、砂から出て泳ぐ姿は見どころなんだとか。

常に元気よくイカナゴの泳ぐ姿が見られるとは限らないようだ。タイミングによっては砂に潜ってしまってることもあるという。

しかし、私は逆にそれはそれで面白いと感じた。と言うのも…

イカナゴ水槽を見ている時に、隣で見ていた5~6歳くらいの子供が「ママ、お魚もぐった」と叫んだ後に、「うわぁ~お魚いっぱいおるぅ~!」と大声で叫んで大興奮してたからだ。

ん?どこ?と思って見たら…、これが本当にビックリ!

この下の写真…

イカナゴは何匹くらい”隠れてる”と思います?

よく見たら、こんな感じ!

一部を拡大してみると…。

砂の中はイカナゴだらけ!スゴイでしょ。

もちろん、水槽の上の方を泳ぎ回っているイカナゴを見るのも魅力だけど、砂の中を凝視した時の発見と言うか、この驚きは誰かにシェアしたくなる。

「イカナゴか~食べたら美味しいんだよなぁ~」なんて言いながら通り過ぎる人もいたが「いやいや、待って、下も見て」と教えたくなる。

パッと見ただけでは分からない。意識して、しっかり凝視しないと砂に潜ってるイカナゴには気が付かない。ここは声を大にしてお知らせしておく。

ちなみに、砂の中にズボッ!って潜る姿もポイントだ。その姿を動画で撮りたかったが、時間が無く上手に出来なかった。

カメラを構えたが映り込まない。カメラを構えていない場所では、ドンドン潜るのだけど…。残念ながら運とタイミングが合わなかった。何とか撮れたものをX(旧Twitter)でアップしてみたが迫力なし。本当はこんなもんじゃない。

上から下まで一直線にズボーンと突っ込むイカナゴとかも多かったので、それを撮りたかったが出来なかった。ぜひ、直接みてチェックして欲しい。

ちなみに、イカナゴ水槽の横には「マダコ」の複数展示がある。一つの水槽でこれだけ多くのタコを見たのは初めて見た。ここも見所だ。

シャチやイルカなどに注目が集まっているが、実は細かな部分に目を向けると驚きや発見が多い。神戸須磨シーワールドは一日中楽しめますよ。

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神戸須磨シーワールド
住所:兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
電話番号:078-731-7301
料金/営業時間
※詳細は公式サイトでご確認下さい。
公式サイト(外部リンク)
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

取材協力:神戸須磨シーワールド

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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