Yahoo!ニュース

サクサク!フワフワ!天橋立で魚の旨みだけの「黒ちくわ」手作り体験に挑戦した

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は京都府宮津市でレアな体験を紹介しましょう。それは「黒ちくわ手づくり体験」だ。

この体験が出来のはえとせとら松屋と言うお店天橋立傘松公園の麓にある府中駅のすぐ近くにある。天橋立のビュースポットは主に2ヶ所(天橋立傘松公園と天橋立ビューランド)あるが、北側の方だと言えば分かりやすいだろうか。

ところで、「黒ちくわ」って何だろう?あまり聞かない名前ですね。

店主の森さんに話を聞くと、宮津湾近海でとれるオキギス、カマス、サバ、イワシやアジなどから3種類ほどの魚を使用し、つなぎは”とろろ芋”を使用した保存料や添加物などは一切使わない天然のちくわのこと。

黒っぽい色のすり身を多く使っているので黒ちくわと呼ばれていているそうな。全国的にも珍しい「ちくわ」だそう。

写真はオキギス
写真はオキギス

魚は季節や漁の関係で変わるそうだが「オキギスは殆どはいってるかなぁ~」と店主。「へぇ~」って顔をしていると「コレコレ」と見せてくれた。

素朴な質問として、魚の種類が変われば「ちくわ」の味も変わるのでは?と聞けば、魚の種類が違っても3~4種類入ると同じ「魚のすり身焼いた」味になるそうだ。味を変えようと思えば、単味でやらないといけないそうだ。

余計なモノを一切入れていないので、食感がサクサクっとしてるから美味しいぞ!と店主は自慢顏。

「黒ちくわ」手づくり体験

今回は、そんな「黒ちくわ手づくり体験」をさせてもらった。この体験を希望する場合は「観光協会の公式サイト(外部リンク)」から事前予約が必要。

さて、やり方は魚のすり身を竹の棒にくっつけていくだけ。見た目はシンプルで簡単そうに見えるが、バランスよく作ろうと思えば、これが意外と難しい。

竹の棒にすり身が付けば、お店の方に渡し、あとは焼き上がるのを待つだけ。

この体験では、黒ちくわ手づくりは1人2本。体験そのものは15分ほどで終わるが、焼き上がるまでに15分ほどだろうか。イメージとしては計30分ほど。

焼きがりを待つ間は、天橋立のビューポイントまで行くと良いだろう。

観光が終わって戻って来たら、ちくわもイイ感じに焼けている。

早速、焼き立てのアツアツを食べてみた。店主が「食感サクサク」と言っていたが、その意味がよく分かる。一般的にスーパーなどで売っているちくわと食感が全然違うのだ。サクサクというかフワフワというか。魚の味しかしない。あぁ~これは確かに美味いわ。

ちなみに、今回は「手作り体験」を紹介したが、店頭で黒ちくわを買う事も出来る。食べたらきっとサクフワな食感に驚くはずだ。

<関連記事>
【京都/宮津市】夜明け前、漆黒の海に浮かぶ漁船に乗り込んだ!2,500円で出来る漁師体験

えとせとら松屋(松屋本店)
住所:京都府宮津市大垣55
電話番号:0772-27-0058
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)

取材協力:松屋本店

今回は取材のため料理を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

旅人間の最近の記事