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”海のギャングが神戸にやって来た” 西日本で唯一シャチが見られる「神戸須磨シーワールド」へ

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は6月1日にオープンの「神戸須磨シーワールド」で最大の目玉”シャチのダイナミックなパフォーマンス”をピックアップして紹介しましょう。西日本で唯一シャチが見られるNEWスポットだ。

尚、同施設ではガラス越しに泳ぐシャチを見ながら食事ができるレストラン、イルカのパフォーマンス、アシカやアザラシ、ペンギン、また旧水族園から受け継いだ生き物が観察できるアクアライブもあり一日中楽しめる。

「神戸須磨シーワールド」西日本唯一となるシャチの展示

「神戸須磨シーワールド」は”スマスイ”の愛称で親しまれていた須磨海浜水族園の跡地に新しく6月1日オープンした”エデュテインメント水族館”となる。

”エデュテインメント”とは、学び「Education(エデュケーション)」と 遊び「Entertainment(エンターテインメント)」を融合した造語。簡単にいえば「楽しみながら学べる」そんな場所だ。

展示を通して、生きものたちの生態や自然環境への理解や、知性や運動能力をパフォーマンスを通じてリアルに肌で感じとれる。

ところで、本物のシャチを見たことはあるだろうか?

この神戸須磨シーワールドの「オルカスタディアム」では、西日本唯一となる2匹のシャチによるダイナミックなパフォーマンス見られる。

「シャチ」と「オルカ」の呼び方の違いが少しややこしいので説明を入れると、これは呼び名の違いで同じ意味。要するにシャチは和名、オルカは学名でOrcinus orcaから転じた別名でラテン語なんだとか。

さて、このオルカスタディアムで見られる”シャチのパフォーマンス”は想像を越える迫力がある。水しぶきの量はハンパないのだ。

体長5m以上、体重も数トンになるという。そんなシャチが観客の目の前で宙に舞うのだ。考えてみれば分かるが、ウォーターショーにほぼ近い。

ドボーーー―ン!

そして観客席に水しぶきが滝のように降りかかる。前列に座ると確実に濡れる、スタジアムに悲鳴と歓声が響き渡る。

いや、シャチもそれを楽しんでいるように見える。おそらく確信犯だろう。

前に座るべきか、後方に座るべきか…。

ここは悩むところ。全体を見ようと後方に座った私からすると「絶対に前の方が面白いな」というのが率直な感想だ。

レインコートを持参して、ぜひ間近で体験したい。館内のショップで、かわいいポンチョを買うこともできる。

「もう濡れても良い!」って思いません?だって目の前でこんなキュートな姿が見れるのだから…。

シャチといえば、「海のギャング」の異名を持つことで知られている。知能が非常に高く海洋系で武器を使う人間を例外にすれば自然界での天敵は存在しないとも言われているのだとか。

それだけを聞くと、少し怖そうにも感じるが、同施設に来れば、そんなイメージは一気に変わる。ダイナミックな運動能力や賢さに驚かされ、トレーナーとの絆に感動するからだ。愛で満ちている。

シャチから「トレーナ―さん大好き!」って声が聞こえてきそうだ。

今回は私は取材で神戸須磨シーワールドに訪れた。

近くに座っていたファミリーにお話を聞くと、子供達はシャチを初めて見たそうだ。「シャチ可愛かった」と小学生の兄弟が目をキラキラさせて話していたのが印象的だった。

確かに、関西でシャチが見られる場所は無かった。イルカショーは見れてもシャチはない。貴重な体験ができたと子供たちの親は語る。

これのショーは1回だけじゃなく、何度も見たくなる。前列に座ってずぶ濡れになった迫力をリアルに楽しんで、その次は後ろの席に座って全体を見る。どの角度から見ても楽しめるに違いない。

例えば「オルカパフォーマンスのスケジュール(外部リンク)」は事前にチェックしておきたい。

ここでは「神戸須磨シーワールド」の最大の目玉”シャチのダイナミックなパフォーマンス”にピックアップして紹介した。言うまでもないが、他にもイルカショーや大水槽のあるアクアライブも見所がいっぱいある。

ちなみに、私個人的には水族館ではマダコの複数展示やイカナゴの展示は特に面白かった。特にイカナゴは泳いでる姿だけでなく、砂に潜ってる姿を見て欲しい。ここも要チェックだ。

神戸須磨シーワールド
住所:兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
電話番号:078-731-7301
料金/営業時間
※詳細は公式サイトでご確認下さい。
公式サイト(外部リンク)
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

取材協力:神戸須磨シーワールド

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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