北海道産とうもろこしが甘じょっぱい「とうきびカシュー」お土産にもぴったりな薫り高い大人のスナック
私の地元、青森県弘前市にいた頃は、節分間近もしくは節分になると先生方が扮装した鬼に向かって殻付きの落花生を投げていました。当時はそれが普通だと思っていましたが、アニメや絵本ではずいぶんちいさな豆を投げているなと思ったものでした。
炒り大豆は素材そのもののシンプルな味わい、そしてぽりぽりとした歯応えが癖になる子供のおやつにもぴったりな豆。ですが、大人はもう少し華やかでオリジナリティのある…そしてお酒が進むような豆、いえいえ、ナッツのお菓子はいかがでしょう。
北海道札幌市に本店と工房を構え、そのほか市内にも店舗を展開する「池田食品」さん。元々は干し芋や干し椎茸といった乾物の卸問屋として創業なさいましたが、落花生を加工した甘い豆菓子の製造、そして現在はより沢山の人に愛されるようなナッツと北海道の魅力を詰め込んだお菓子を作っていらっしゃいます。今回はパッと目を引くイエローが印象的な「とうきびカシュー」をご紹介。
開封した瞬間にカシューナッツの香ばしさととうもろこしの甘味が手を取り合って飛び出してくるので、とても贅沢な気分になれます。そこに加わるバターの芳醇な香りにもうっとり。
シーズニングをまとったスナックは、ざくざくとした衣の厚さも印象的で、オホーツク海の塩はキリリと全体を引き締めてくれ、特産品でもあるビートを使用したグラニュー糖は舌に優しい甘味をプラスしてくれます。ひとつひとつの素材に拘りを感じられます。
カシューナッツの優雅な香ばしさとナッツ特有のまろやかな油脂はが塩気をリセットさせ、もうひとつとついつい手が伸びてしまいますね。これは止まらない。
ひと袋195kcalなので、一度に食べきるのも良いのですが折角ならシェアしながらお酒と一緒にというのもおすすめです。
幼少期の豆撒きの話を肴に、ちょっと大人のスナックで一杯なんていかがでしょうか。それこそ、鬼も福も一緒になって豆撒きの打ち上げ話をしながら春を迎えてみるとしましょうかね。
<池田食品・本店>
公式サイト(外部リンク)
北海道札幌市白石区中央1条3-32
011-811-2211
10時~17時15分
定休日日曜・祝日