HSPは、「どうせ私には無理(ムリ)」と思ってしまいがち…です。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「HSPは、『どうせ私にはムリ』と思ってしまいがち…です」というテーマでお話したいと思います。
世の中には、やる前から「どうせ私にはムリ」と、直ぐにおっしゃるHSPがいます。HSPの中でも、マイナス感情が発達していて、自分の能力を低く見積もるクセがある人です。
ちなみに、HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、人一倍敏感な人という意味です。
マイナス感情が発達しているHSPにとって、外界は自分の手に負えない世界であり、人生は切り開けるものではなく、よって、HSPは、「無力な自分は、人生に翻弄されて生きるより他ない」と考えがちです。
私は、「マイナス感情が発達しているHSPは、幸せにはなれない」とは決して言いません。けれど、俗に言う、「成功とは、縁遠い生き方をしている」とは、言えそうです。
その一方で、マイナス感情が発達しているHSPは、小さな目標を達成して喜んだり、何気ない人の優しさに心打たれたりするといった、小さな幸せ感はたくさん味わうことが出来ます。私が、「マイナス感情が発達しているHSPでも、幸せになれないとは限らない」というのは、そういった理由からです。
ここで私に、マイナス感情が発達しているHSPに提案があります。
それは、何か事にあたる時には、あなたの得意な想像力をいったん封印して、取り敢えず何かを始めてみてはいかが? ということです。
先のことを予測しない、目の前にあることを淡々と進める。そうすれば、気がついた時には、また違う景色が見えるようになっていることと思います。ぜひ、試していってみてください。
もう1度言います。「どうせ私にはムリ」とおっしゃるHSPのあなた。
取りあえず何かを始めてみましょう。
失敗しても成功しても、あなたには経験という大きな財産が残ります。
というわけで、今日は、「HSPは、『どうせ私にはムリ』と思ってしまいがち…です」というテーマでお話させていただきました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。