【菊池郡大津町】失敗なし!緑に囲まれた山奥の窯元で陶芸体験!大切な人との思い出作りにもおすすめ
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お気に入りのマグカップを割ってからコップ迷子です。こんにちは、かいおーるです。
ないなら、自分で作ればいい!
というわけでこの夏、ろくろを使った陶芸体験をしてきました。
大津町真木にある「円満寺窯」
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町中心部から15分ほど矢護山方面に車を走らせた場所にあります。
「円満寺」さんと名前が似ていますが、場所が異なるので注意。
【大津町】極寒の日に「円満寺」で写経体験してみた。少人数制で初めてでもおすすめ!
陶芸体験の詳細は以下の通り。他の窯元さんも色々調べましたが、かなりリーズナブルな料金設定。
《メニュー》
・粘土1kg 3000円
・1kgで2つ制作可能。2人で1個ずつ作ることも可能。
・電話にて要予約
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この夏と言いましたが、実は体験にいったのは梅雨前のこと。ある程度数が集まってから一気に焼くため、完成まで2ヶ月ほどかかるのだそう。
忘れた頃に受け取りの連絡が来たので、何かいきなりご褒美をもらえた気分♪心が踊ります。
![6月に行った時は紫陽花が綺麗でした](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693141604670.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
真木地区は緑が多く、直射日光も避けられてとても過ごしやすい気温でした。
涼しい風が吹き夏の終わりを感じます。青紅葉も綺麗。
![よく見ると種もついていました](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693141658986.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
工房に入ると、焼き上がった器が用意されていました。
じゃんっ
![裏には名前と日付入り](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693141679742.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
私のは白い方。丸いフォルムがこだわりポイント。
ええ?何、すごく良いじゃない・・。
黒色の方も、見る角度によって暗い茶色にも見える優しい味わいで素敵。
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小鉢も1人1つずつ作りました。といってもお茶碗くらいのサイズで、オールマイティに活躍してくれそう!
体験の様子をサーッとご紹介
窯元で体験できるのは、成形し釉薬の色を決めるまで。
その後の、乾燥→素焼き→釉薬をかける→本焼きの工程はおまかせになります。
![素焼きした器](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693142430214.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まず、敷地内にある蔵の中に並ぶ作品から作りたいものをイメージ。
ちなみにこちらの蔵は酒蔵を移設したものだとか。
![蔵って持ってこれるんだ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693141877356.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
小皿、マグカップ、花瓶など沢山並ぶ中から自分の作りたいものを決めます。
体験では全面的に先生がサポートしてくれるので、私のように陶芸をやったことがなくてもある程度綺麗な形に仕上がります。
だからこそ、初めのイメージのすり合わせが大切。
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何を作るか決まったらエプロンを借り、いよいよろくろの前に。はじめの土殺しという成形前の準備は力と技術がいるため、先生におまかせします。
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傍から見ていても、体が震えるほどグググッと力を込めているのがわかります。
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次は親指を使い、ゆっくりゆっくり中心から持ち上げるようにして窪みをつけます。手を水でしっかり濡らすのが大切。
回転しながら形が変わっていくのが楽しい!でもちょっとでも動きが乱れたらグチャっといきそう・・
イマココに全集中。
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一気に形作らずワンステップずつ順を追って成形していきます。
おおまかな形ができたら、フチの広さや器に丸みをもたせるかまっすぐかなど、細かい部分を調節。
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最後にフチをなめらかに整え成形完了!
![取っ手は手でこねこねします](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693142985213.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
色は5色から選びます。ここが一番の悩みどころで楽しいところ。
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色を決めたらこれにて体験終了。この後お菓子とお茶をいただき、およそ2時間ほどの滞在でした。
では改めて完成品をもう一度。
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厚みがあるので比較的重さはありますが、それもまた味、と思えるのが手作りの良さ。
しかも、なんとなくコーヒーも冷めにくい気がします。
![コップ迷子脱却!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kaioru/article/00563636/internal_1693143320395.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
工房では陶芸体験のほか、木曜・土曜に陶芸教室、金曜は9:30〜おおづ図書館裏の建物で出張陶芸教室もされています。
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夏休み中に開かれた親子向け陶芸体験の作品は、現在おおづ図書館ロビーにて展示中。
円満寺窯さんはお一人でされているので予約が必須。
体験希望の際は、行きたい日時を電話でお伝えください。
【円満寺窯】
住所:〒869-1212 熊本県菊池郡大津町真木241−1
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
電話番号:090-3197-4941
備考:要予約