宮城県東松島市内を国道45号線に沿って石巻方面へと車を走らせていると、大手スーパーマーケット・ディスカウントストアとしても有名な「ドン・キホーテ石巻街道矢本店」の姿を確認することができる。店舗は、2011年の東日本大震災後の2015年4月にオープンし、東松島市内の方であれば一度は利用したことがあるのではないだろうか。今年（2023年）で、早くも8周年を迎える意外と歴史のあるお店だ。ちょうど道路を挟んで向かいには、リニューアルを迎えたホームセンターダイシン矢本店の存在がある。

ドン・キホーテと聞くと、どの店舗に行ってもギッシリと積まれた多種多様な商品が目の前に溢れんばかりに陳列されていて、店内を宝探しをするかのように買い物をするのが常だ。
なのでお客様は、一種のアトラクションに挑戦している様な気持ちとなり、買い物を終えるとドン・キホーテ流の満足感を味わって帰宅する（筆者のイメージ）。

そんな宝箱の様な店が日本全国に存在する訳だが、東松島市にあるドン・キホーテ石巻街道矢本店では「韓国食品」コーナーが特に魅力的に感じたので、ご紹介をしていこう！

例えば、韓流ドラマや映画、K-POPアイドルのミュージックビデオなどを視聴していて、彼らが美味しそうに現地の食べ物や飲み物を紹介、または実際に食している姿を見ていると「一体どんな味なんだろう！？」と興味を持つことも少なくない。しかしながら、日本に住んでいる限り、なかなか口にすることも難しい（通販をするという手段もあるが）。

だが、ドン・キホーテ石巻街道矢本店の韓国食品コーナーでは、マニアックな調味料からスナック菓子に飲料など幅広い品揃えで、極小の韓国マーケットの様な佇まい。なんというか、購入する・しない以前に見ているだけでも面白いのだ。海外製品全てに言えることかもしれないが、珍しい食べ物などがあると「一体、こりゃなんだろう？」と興味が湧くので、ついつい手に取って眺める時間が長くなる。

ところで、通販でも買えるよね！という声も、もちろん多く存在するだろう。現代の通販サイトはとても充実していて、非常に便利なため苦労をしなくとも韓国食品の入手は安易かもしれない。だが、実際に現物を手に取って確認して購入するというのは、やはり安心を得られるもの。（筆者は通販と店舗購入は、どちらも利点があると心底思う。）

日本に居ながらにして、ちょっとだけでも韓国気分を味わうために、1つ調味料などを自宅の冷蔵庫に入れておくだけでも、なんだか嬉しい気分になる。
時間ができた時に、ちょっと立ち寄って韓国コーナーをぶらりとするだけでも、面白いかもしれないぞ。