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オートバイのあれこれ『令和のZに乗ってみた!Z900RS』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今宵は『令和のZに乗ってみた!Z900RS』をテーマにお話ししようと思います。

2017年の登場以来、大好評を博し続けているカワサキの『Z900RS』。

▲Z900RS(画像引用元:カワサキモータース)
▲Z900RS(画像引用元:カワサキモータース)

私もこのZ900RSには以前から興味があり、先日ついにテストライドする機会を得られたので、今回は少しだけZ900RSに乗った感想をシェアさせていただきます。

(既に乗ったことがある人も多いでしょうから、あまり参考にならないかもしれませんが…)

感想①. 排気音がイイね!

▲走行時にも「四発の良い音」がよく聴こえる
▲走行時にも「四発の良い音」がよく聴こえる

試乗してまず感じたのが、マフラーから聴こえてくる排気音の音質がカッコいいということ。

近年はオートバイを取り巻く規制がいろいろと厳しく、現行モデルのバイクの排気音はどこかもの寂しくなっていることが多いですが、RSはバイク好きのハートを震わせる「イイ音」を奏でているように思います。

決して音量が大きいわけではないのに、アイドリング時の重低音とエンジンを回していった時の「パァーン!」という吹け上がりサウンドがしっかり聴こえ、カワサキの開発陣がキビしい規制の中でも“四発の音”をキッチリ作り込んでいるように感じました。

私は決して4気筒至上主義者ではありませんが、RSに乗って「この音がやっぱり四発の魅力なんだよね」とついつい思わされてしまった次第です。

感想②. エンジンの回り方に“重み”がある

▲最新でスムーズながらも、一定の「ゴリゴリ感」を含んだエンジン
▲最新でスムーズながらも、一定の「ゴリゴリ感」を含んだエンジン

「重み」なんて書くと、批判的な内容に捉えられてしまうかもしれませんが、そうではありません。

ここで言う「重み」とは、メカニカルな「手応え」のこと。

スーパースポーツ系のエンジンを筆頭に、最近のバイクのエンジンは「ヒュンヒュン」回るものが大多数だと思いますが、RSのエンジンには、4つのピストンとクランクが中で動いている様子をイメージさせるような、ある一定の“機械を回している手応え”を感じ取ることができました。

擬音で表すなら「ヒュン!ヒュン!」ではなく、「ブウォン!ブウォン!」という感じでしょうか。

もちろんこのことは速さを求める人にはメリットに感じないかもしれませんが、私にはこれが“オートバイが持つ根源的な味わい”に感じられ、すごく魅力的に思えました。

低速から「グググッ…」と回り始め、回転数に伴ってパワーがみなぎる感覚を肌で感じ取れるエンジンだと思います。

さて…、他にも書きたいことはたくさんあるのですが、記事ボリュームの関係で今回の感想シェアはここまでにさせていただきますね。

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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