大谷翔平の3ラン本塁打でナ・リーグが先制も、逆転される。大谷の球宴MVPは消滅か。6回まで終了
7月16日、ナ・リーグの「2番・DH」として出場した大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、2打席目にホームランを打ち、3打点を挙げた。1打席は四球を選び、3打席目は三振を喫した。
大谷のホームランにより、ナ・リーグは3対0とリードしたが、その裏、同点に追いつかれた。さらに、5回裏、ジャレン・デュラン(ボストン・レッドソックス)の2ラン本塁打で、ア・リーグが5対3と逆転。試合は、これを書いている時点で、6回裏が終わったところだ。
今年、大谷がオールスター・ゲームのMVPに選ばれる可能性は、ほぼ消滅したと見ていいだろう。あるとすれば、ナ・リーグが逆転勝利を収め、勝ち越しの得点がエラーによるものだった場合くらいだ。それでも、選ばれるかどうかはわからない。大谷は、4打席目には立たないと思われる。
オールスター・ゲームのMVPは、これまでに延べ62人が受賞している。1人目は、1962年の1試合目に選ばれたモーリー・ウィルス。直近の62人目は、昨年のエリーアス・ディアス(コロラド・ロッキーズ)だ。1959~62年は、オールスター・ゲームを2試合ずつ行っていた。
ドジャースの選手として受賞は、1962年のウィルス、1974年のスティーブ・ガービー、1977年のドン・サットン、1978年のガービーに、1996年のマイク・ピアッツァの5人だ。
この人数は、ボルティモア・オリオールズとサンフランシスコ・ジャイアンツの6人に次ぎ、シンシナティ・レッズとロサンゼルス・エンジェルスと並んでいる。
なお、今永昇太(シカゴ・カブス)は、4回裏に登板し、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、アドリー・ラッチマン(ボルティモア・オリオールズ)、マーカス・シミエン(テキサス・レンジャーズ)に対して投げ、二塁ゴロ、三振、レフト・ライナーに仕留めた。
【追記:7/17】
今年の試合は、ア・リーグが5対3で勝ち、MVPにはデュランが選ばれた。