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コーヒーの香り漂う古書店へ。週末限定のカフェコーナーは4月中旬まで「追分コロニー」【長野県軽井沢町】

akariフリーエディター(軽井沢町・御代田町)

軽井沢の西側、旧中山道が通る追分宿で出会った村の古本屋「追分コロニー」。「堀辰雄記念館」の斜め前にあります。

え?こんなところに古本屋さん?と、今でも驚く方が多いそうですが、開店してからはもう優に10年以上。良質な古本を揃える、軽井沢では貴重な古書店です。

追分宿を通る旧中山道のほぼ真ん中あたりに建つ「追分コロニー」
追分宿を通る旧中山道のほぼ真ん中あたりに建つ「追分コロニー」

扱う本のテーマは「エコロジーとエコノミー」。

どちらも豊かな人生を過ごすために欠かせない大事な要素ですね。その中には、衣・食・住、音楽、絵本、旅、 趣味、健康、文芸、経済、社会、哲学、政治など遊び的なテーマも含まれるそう。

郷土に関係する作家本も充実しています
郷土に関係する作家本も充実しています

天井まで届く本棚に、びっしりと本が並んでいます。古くは江戸時代のものもあるからビックリです。人から人へ大事にされてきた本だけが残っているんですね。味わい深いです。

店内は靴を脱いで上がるスタイルです
店内は靴を脱いで上がるスタイルです

入口すぐの100円均一のサービスコーナー
入口すぐの100円均一のサービスコーナー

そんな古書店の奥に、週末(土日祝)だけオープンするカフェコーナーがありました。

隣接する「信濃追分文化磁場油や」のカフェ「追分喫茶室」が、油や冬季休業中だけ追分コロニーへ移って営業されています。

カフェオープンはこの看板が目印です
カフェオープンはこの看板が目印です

薪ストーブの前に5席ほど、散歩の途中や本選びの合間に気軽に利用できる雰囲気です。

ちょっと甘いものが添えられてて嬉しいな
ちょっと甘いものが添えられてて嬉しいな

窓からは餌場に来る野鳥たちを見ることができました
窓からは餌場に来る野鳥たちを見ることができました

メニューは、コーヒー・紅茶(400円)カフェオレ(450円)甘酒(300円)りんごジュース(400円)。店頭で本を購入すると100円引いてくれます。

軽井沢も春の足音が聞こえてくる頃。地面に残る雪もかなりとけました。春浅い時期の軽井沢は人出が少なくてのんびりできます。

まわりが静かなうちに、ぜひ本に囲まれた穏やかなコーヒータイムをお過ごしください。

あたたかな春風がのれんを揺らすよ〜
あたたかな春風がのれんを揺らすよ〜


村の古本屋「追分コロニー」
長野県北佐久郡軽井沢町追分612
TEL:0267-46-8088
定休日:火曜・水曜
営業時間:12:00〜17:00

追分喫茶室・カフェ営業日:土・日・祝
(4月23日からは文化磁場油や内にて営業)

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フリーエディター(軽井沢町・御代田町)

東京から長野に移住して10年ほど。東京と軽井沢の2拠点生活のあと、現在は軽井沢の西側「信濃追分」に仕事場を設け、本に関わる仕事をして暮らしています。趣味は散策。古本と着物と温泉、浅間山麓の風土が好きです。

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