【長野県軽井沢町】霧氷の森と春の兆し。季節は冬から春へ、ドラマチックな軽井沢風景を楽しむ
浅間山麓に位置する軽井沢町も「立春」を迎え、少しずつ春めいてきました。本日の最低気温はマイナス7度ながら、日中の最高気温は3度。終日氷点下からは脱し、日差しがあたたかく感じられるように。とは言え、まだまだ氷点下の日は続いていきそうです。
二十四節気でいう「大寒」は一年で一番寒い極寒期。2022年は1月20日から。2月4日の「立春」へ向かう約2週間程が寒さの底ということになります。今年の軽井沢は降雪量はさほどないものの、終日氷点下の日々。
冬から春へ移行するこの季節は、寒さが生む氷のアートと、春の訪れを感じる自然の美しさを同時に味わえる季節です。
ちょうど「大寒」に入ったばかり、1月22日の朝は家の窓にしっかり「窓霜(まどしも)」が見られました。窓霜ができるのは外気温マイナス6度という条件下。しっかり冷えた朝のお楽しみです。
1月27日の軽井沢追分付近の風景。木々には霧氷(むひょう)ができていました。霧氷とは気温が氷点下の時に空気中の水蒸気や、氷点下でも凍っていない過冷却の霧が樹木などに付着して(ぶつかって)できる氷のこと。霧の多い軽井沢は霧氷ができやすいのでしょうか?朝早い時間に楽しむことができます。
1月29日の朝も霧氷が見られました。雪は降っていませんが、グレー色の曇天と霧氷の木立が寒さを誘います。霧氷のトンネルができていました。
晴れた日の霧氷は、青空に白が映えて、また格別の美しさです。
1月後半から2月の軽井沢は冬季休業の施設やお店も多いですが、冬の美しさと春の訪れの両方を感じられる特別な季節です。
【関連コンテンツ】