【長野県軽井沢町】冬の水辺を歩く。ヨーロッパの運河を思わせる風景「御影用水温水路」
軽井沢の西側、軽井沢町追分エリアを流れる「御影(みかげ)用水温水路」。木立の中をゆったりと流れる温水路はどこかヨーロッパの運河を思わせると、人気のスポットです。
この温水路は、浅間山の冷たい湧水や雪解け水等を温めてから近隣に広がる御影新田(小諸市)の水田に送るためにできた「農業用温水路」だそう。稲作の冷害を防ぎ、美味しいお米を作るために欠かせない水路なんですね。そう思うと、なんてありがたい存在!
全長約1km。太陽光で効率的に用水を温めるため、水深は浅く水路の幅は広く、そして緩い勾配をつけて設計されています。水の流れがゆっくりでとても長閑な雰囲気。
温水路に沿って遊歩道があり、愛犬の散歩やランニング、のんびり散歩を楽しむ方をよく見かけます。
1年を通して美しい水辺の風景が広がる「御影用水温水路」。冬は木立の葉が落ち見晴らしが良いので、夕暮れ時は一段とドラマチックです。
御影用水温水路(googleマップ)
〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町追分53
信州の美しい景観「御影用水温水路」