札幌の名店“純連”がカップ麺に登場!「さっぽろ純連監修 濃厚味噌ラーメン」をレビュー
「さっぽろ純連監修 濃厚味噌ラーメン」を食べてみました。(2024年11月5日発売・サンヨー食品)
この商品は、札幌の名店“さっぽろ 純連(じゅんれん)”の看板メニューをファミリーマートのPB“ファミマル”のカップ麺に再現したもので、濃厚でコク深い味わいと表面を覆うラードの油感に拘ったスープに仕上げ、札幌ラーメンらしい黄色みがかった中太縮れ麺が絶妙にマッチした一杯、“さっぽろ純連監修 濃厚味噌ラーメン”となっております。
では、今回の“さっぽろ純連監修 濃厚味噌ラーメン”がどれほど味噌のコクやポークの旨味に香味野菜を利かせた濃厚な仕上がりとなっているのか?こってり感をうまく調和させる各種香辛料、“札幌ラーメン”ならではの歯切れの良い中太フライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(108g)当たり492kcal。
食塩相当量は6.6gです。
次に原材料を見てみると、“さっぽろ純連”らしいしっかりとした味噌のコクとポークの旨味に食欲そそる香味野菜を利かせ、スープ表面を覆うラードのコクと香辛料が相性良く馴染み、濃厚ながらも最後まで飽きの来ないやみつき感のある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープや“かやく”などがすでに入っていて、他に液体スープ、調味油といった2つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
その後、液体スープと調味油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、濃厚ながらも比較的サラッとした状態で、スープ表面に浮かぶラードの層が物足りなさを感じさせない臨場感溢れる一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、ほどよい弾力と強いコシを併せ持ち、実店舗でも使用している森住製麺らしいプリッとした食感をうまく再現し、卵麺と呼ばれる黄色みがかった仕様となっており、そこに味噌のコクとポークの旨味に香味野菜や香辛料で味を調えた濃厚な味噌スープがよく絡み、ほんのり香るスパイシーな風味や芳醇な味噌の香りが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちは実店舗のように容器底に沈めておき、後ほどもっちりとした中太フライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、味噌のコクとポークの旨味をベースに食欲そそる香味野菜や香辛料で味を調え、表面に広がるラードを合わせたことで濃厚な味わいが際立ち、良い意味でのこってり感や味噌の旨味・風味をうまく引き立て、非常に安定感のあるテイストとなっています。
ということで今回“さっぽろ純連監修 濃厚味噌ラーメン”を食べてみて、しっかりとした味噌のコクとポークの旨味に香味野菜や香辛料で味を調え、表面に浮かぶラードの層が臨場感溢れるこってり感を引き立て、そこにコシの強い中太縮れ麺が食欲を満たす最後まで飽きの来ない濃厚な一品となっていました。
ただ、思ったより良い出来だったものの…“さっぽろ純連”の味をカップ麺に再現した一杯と言われるとやはり雰囲気程度かな?とハードルが高くなってしまいますので、お好みで味を調整してみるとカップ麺でもそれなりに楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「さっぽろ純連」監修カップ麺 “濃厚味噌ラーメン” 名店の看板メニューを再現した濃厚な一杯|きょうも食べてみました。