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東京にいるのに気が付かない!?実は、東京にあるワイナリー(上野・御徒町エリア)

KOZE(こぜ)ワインマニアワイン初心者向け情報ライター

※お酒は20歳になってから

東京にワイナリーがあるって知ってた?

「ワイナリー」というと自然があって、畑があって、そして都心からは離れたお出かけ先にある…というイメージを持っている方は多いでしょう。

実は東京の、それも上野・御徒町エリアにワイナリーがあるんです。

東京のワイナリー葡蔵人(ブックロード)

御徒町駅から歩いて5分程度。都市型のワイナリーとして知られます。

ワインの原料は「ブドウ」ですが、この原料となるブドウそのものは他県から仕入れたブドウを使用しています(長野県・山梨県の契約農家と茨城県にある自社農園で育ったぶどうのみ)

それらを、上野・御徒町のこの地でワインにしているという小規模なワイナリー。

もちろん、国産の日本ワインとして販売をしており
赤白ロゼ泡とラインナップも豊富。

ラベルに書かれている「アジロン」「富士の夢」などがブドウの品種名です。そして、ラベルのイラストはそのワインがどんな食材に合うかをイメージにしています。

山梨県産ブドウ使用、などの表記がラベルに施されています。

受賞歴あり!いまのうちに抑えたい

一般社団法人 日本ワイナリーアワード協議会制定「日本ワイナリーアワード 2023」では、星3つの評価を得ているワイナリー。今後の期待が持たれるワイナリーの一つです。

参考リンク:日本ワイナリーアワード2023 JapanWineryAward

https://www.japan-winery-award.jp/

目の前で醸造!?超小規模なワイナリー

葡蔵人(ブックロード)ワイナリーの特徴と言えば、小規模な醸造設備。実際に、ワインが目の前で作られていく様を見ることができます。

9月~10月の収穫時期は、繁忙期はブドウそのものが定期的にワイナリーに運ばれており、仕込んでるので間近で醸造が見れるいい時期です。

ワインの有料試飲も可能

葡萄蔵(ブックロード)ワイナリーのワインのお値段は、ざっと2~3千円台。

いきなり購入するというのも少し構える方も多いでしょう。ということで、もちろんワイナリーに来た際の醍醐味の一つであるワインの試飲もできます。

葡萄蔵(ブックロード)の特徴は「有料試飲」という形式をとっています。有料試飲はプラカップで300円/1杯(60mlくらい)の分量です。
3種類で900円分となりますので、合計で180ml程度。裏手には立ち飲みではあるものの、試飲スペースも設けられており、立派な「飲み比べ」の完成。
日本のワインの味が気楽に楽しめるのもポイントです。

なお、閑散期はワイナリー正面でワインの販売と試飲を実施。そして、醸造期間の繁忙期は、裏口でワインの販売と有料試飲が可能です。

今後もっと活躍してくるワイナリー

ワイナリーからの発表では、現在、東京都産のブドウでワインを作るプロジェクトが始動しているようです。具体的に、東京・八王子にて自社農園植樹を開始しています。ぜひ、上野・御徒町エリアのお出かけの際に寄ってみたい、今後の活躍にますます期待が持たれるワイナリーです。

葡蔵人(ブックロード)

東京都台東区台東3丁目40−2

営業時間:平日12〜15時、17〜19時半 土日祝12〜17時

定休日:水曜定休

ワイン初心者向け情報ライター

日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート有資格。インスタ3.3万人、Twitter2万人、スレッズ1.4万人、Youtubeワインチャンネル1万人。ワインのSNSで総フォロワー6万人強は日本トップクラス。ワインの飲み手を増やしたい、というモチベーションとともに、ワインがわからない方向けの初心者向けナビゲート記事を執筆。3千円以下のワインの啓発。南アフリカ産、スペイン産のワインを愛する。

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