鍋だけじゃもったいない!1株買っても止まらない「白菜のアレンジ方法」
調理師・野菜料理の研究家、越野美樹です。
物価高の今、白菜は1株丸ごと買うのがお買い得!
半分や1/4株買うより、丸ごと買った方が単価が低いです。
白菜は鍋にスープに炒め物に……と使い勝手のよい野菜ですよね。
丸ごと買って、鍋に使った後にあまった白菜のオススメの料理をご紹介します。
白菜の上手な使い方
白菜は丸ごと買って、切らずに外側から使っていくと、寒い時期はけっこう日持ちします。
白菜は外葉、真ん中、内側で食感が異なりますので、上手に使い分けてください。
外葉:苦味があるので、炒め物に最適
真ん中:バランスがよいので、汁物や煮物に最適
内側:やわらかく甘みがあるので、生食に最適
今回ご紹介する漬物は一度塩もみするので、外葉は向きませんが、真ん中の葉でも内側の葉でもおいしくいただけます。
「白菜の中華風漬物」
香味野菜とごま油の香りがたまらない!
サラダ感覚でどんどんススム白菜の浅漬けです。
材料 作りやすい分量
白菜 400g(5枚分)
生姜 1片
みかんの皮(干したもの) 1個分
昆布 5cm分
塩 8g(白菜の2%)
ごま油 大さじ1
ポイント
・みかんを食べたらザルに入れて、窓際に置いておくと2〜3日で乾燥します。
みかんの皮が手に入らなければ七味唐辛子などを少々加えて、香りづけしてもOK。
・生姜の代わりにニンニクを入れても!
・時間があるときは、みかんと一緒に白菜も半日程度干しておくと、旨みが増します。
作り方
1. 白菜は縦半分に切ってから1cmのざく切りにする。
2. 生姜は千切りに、みかんの皮と昆布はキッチンバサミで細長く切る。
3. ボウルに1、2と塩を入れ、手でよくもむ。
4. 5分ほどして水気が出たら、ごま油を加えて和える。
この状態で清潔な保存容器に入れれば、冷蔵庫で数日楽しめます。
お好みで、水分をしぼってから食べてください。
鰹節をかけても美味しくいただけます。
白菜を丸ごと買っても、簡単な漬物にすればカサが減り、どんどん消費できますよ。
ご飯のお供に、お酒のおつまみに、オススメです。
作業時間は10分足らずなので、ぜひ作ってみてくださいね。
執筆・レシピ 越野美樹
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