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100平米マンション「ブランシエラ海老名」で、画期的なキッチンのアイデアをみつけた

櫻井幸雄住宅評論家
「ブランシエラ海老名」を取材した9月の末、販売センター前で筆者撮影

 憧れの100平米住戸が30戸も。首都圏郊外の新築マンションは「平均価格」で販売中という記事で取り上げた「ブランシエラ海老名」は、工夫の多いマンションでもある。100平米の住戸が30戸も購入可能であるだけでなく、目を見張る新しいつくりを採用しているからだ。

 事業主の長谷工不動産は、マンション専業の建設会社・長谷工コーポレーションのグループ会社。そのため、マンション建設の新しい工夫をいち早く取り入れているのだろう。

 いくつか盛り込まれた新工夫のなか、日本初の試みではないか、と目を見張ったのがシステムキッチン。そこには、1人暮らし、2人暮らしにぴったりの工夫、そして食事を便利に、そして楽しくするアイデアが盛り込まれていた。

 これから他のマンションにも広まるのではないか、と思われるのが、下の写真。主に、2人暮らしの小家族に使ってもらいたい、と考え出された「楽々テーブルキッチン」というものだ。

「楽々テーブルキッチン」と名付けられた製品。シンプルなシステムキッチンだが、それが、大きく変身する。「ブランシエラ海老名」の販売センターで筆者撮影
「楽々テーブルキッチン」と名付けられた製品。シンプルなシステムキッチンだが、それが、大きく変身する。「ブランシエラ海老名」の販売センターで筆者撮影

 斬新な「楽々テーブルキッチン」といっても、上の写真では、どこが新しいのかわからない。この基本形から2カ所を変化させると、便利さと楽しさがジワってくるのである。

食事を楽しく、そしてイージーにする

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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