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適当に収納するとあとで損をする!来年の夏にグッと楽になる夏グッズの収納法とは?

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

9月も後半に入りました。3連休が2回もある9月は台風も心配ですが、夏から秋への準備にピッタリの時期です。

衣替えを考えるには少し早いので、今日は効率的な夏グッズの収納について考えてみようと思います。

子どもの水泳道具はとにかくまとめる

今年の夏はプールの授業が再開した学校も多いです。久しぶりに水着が必要になり探した人や、探し出したけれどサイズアウトしていて新たな水着を買った人も多いのではないでしょうか。

せっかく新しいモノを買ったのであれば、来年こそはすぐ見つかるように収納したいものです。

そこで、兄弟がいる家庭は、子どもごとに分けて収納するのではなく全員分をまとめて収納するのをおススメします。

きっとプール開きの時期は大体どの子どもも同じ時期だと思います。しかも突然、「お母さん、明日からプールなんだけど」と言ってくる子どももいます。

その時に、子どもそれぞれの水着を収納している場所から探し出すのは大変です。

だから、水着だけでなく、プールキャップ、サンダル、ゴーグル、プール用のバスタオル、プールバッグなど、プール、海水浴に関係するモノを全部まとめてプールセットとして収納しましょう。

空気を抜いた浮き輪やビーチボールもできれば同じ場所に収納し、空気入れも一緒にしておくと来年の夏はすぐに空気を入れて遊びに行くこともできます。(ビニールプールがあれば、空気入れはビニールプールと一緒に収納するほうがよいかもしれません)

今年の夏に買ったけど、余った水遊び用パンツも、まだ来年もサイズが大丈夫そうであれば一緒に収納するとよいでしょう。

引き出しや、収納ケースにしまう場合も、紙袋などにしまう場合も、「プールセット」などとわかりやすく書いておくことが必要です。

暑さ対策グッズはアレに入れて保管

今年の夏も暑かったです。保冷剤や氷のう、ハンディ型の扇風機など熱中症対策でいろいろ購入した人もいたのではないでしょうか。

せっかく購入したモノがワンシーズンで終わるのはもったいないです。来年の夏も活躍してもらうために、暑さ対策グッズもひとまとめにし収納しましょう。

紙袋になどに入れ暑さ対策グッズと書いて収納するのもよいですが、おススメなのはクーラーバックやクーラーボックス。

クーラーバッグやクーラーボックスは、収納するのに場所を取ります。だから、そのものを暑さ対策グッズの収納として活用するのです。

今、考えて収納すると来年の夏がグッと楽になる

プールグッズや、暑さ対策グッズだけではなく、家族のサンダル類を靴箱の中でまとめて収納したり、風鈴や飾り物などで夏限定のモノを仲間としてまとめて収納するとよいでしょう。

モノを種類別ではなく使用時期でまとめて収納する方法は、麦わら帽子や、ネイル、アクセサリーなどの夏限定のファッショングッズなどにも応用できます。

季節限定のモノの収納場所は、決まっていないことも多いと思います。

分散させると来年必ず探す羽目になります。人の記憶というのは、本当にあてになりません。しまう時には、「ここに収納した」と覚えていても、数か月もすれば忘れてしまいます。

家のどこかにあるはずなのに、どこにあるのかわからないのは本当にもったいないです。

再び買う手間、再び買う費用などで損をしないように、夏に一緒に使うことが想像できるモノを一か所にまとめておくことが、来年の夏の楽につながるのです。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ)

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。2012年整理収納アドバイザー1級。CTB生放送102回9年間出演。セミナー回数100回、受講生2000人以上で片づけの概念が変わると高い評価を受けている。

長男との片づけバトルを通して好きなモノを「選ぶ」ことが片づけには大事だと実感。

現在は片づけに興味があるなし関係なく、自分の人生をよりよくしたい人向けに、モノを選び残す楽しさと選ぶことにより暮らしが充実することを発信し、人それぞれが「自分の選ぶ」を楽しむ時代を作るため活動の幅を広げている。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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