ノスタルジックな雰囲気をもつ「谷中銀座商店街」をぶらぶらしつつ、新名物「谷中クラフトコーラ」をゴクリ
国際クラフトコーラ連盟(FICA)副理事長の空水りょーすけと申します。こちらでは全国の様々なコーラを紹介していきたいと思います。今回は東京の下町である谷中(やなか)に、「谷中クラフトコーラ」という新しいご当地クラフトコーラが誕生したということで、飲みに行ってきました。
谷中クラフトコーラが発売されているのは、谷中地区の中でも特に賑わう「谷中銀座商店街」で、最寄り駅はJR日暮里駅です。北口改札から西口出口へと抜けると、あとは谷中銀座まで真っすぐ数分歩くだけで到着します。
上の画像は、日暮里駅西口の前から東口側を撮影したものになります。東口はご覧の通り高層マンションが立ち並び、いかにも都会的です。一方で谷中銀座のある西側は下町の風情が色濃く残り、同じ日暮里でも線路を跨いだ東西で、雰囲気はガラリと変わります。
そしてこちらが谷中銀座商店街の入り口にある階段「夕やけだんだん」です。テレビなどのメディアにも度々取り上げられているので、ご存知の方も多いかと思います。その名前の通り、夕方になると美しい夕焼けと商店街を一緒に眺めることができます。
階段を下りればすぐ、谷中銀座商店街の目抜き通りです。全長約170メートルの道に、60店舗ほどが軒を連ねているそうです。新春ということもありイベント等も行われており、多くの方々で賑わい大変活気がありました。
そんな目抜き通りを散策していると、遂にお目当ての谷中クラフトコーラの露天を発見しました。谷中クラフトコーラは2023年11月中旬に正式リリースされた、まだ出来立てホヤホヤのクラフトコーラブランドです。
作られている方は谷中にお住いで、時間や場所は不定期でこのように露店で直販会を行っているそう。今回は昨年12月まで営業されていた老舗スーパー「のなかストアー」さんの店舗跡前で行われていました。
谷中クラフトコーラは瓶飲料での販売で、ラベル上部は谷中銀座入口の三角のゲートを模しています。この辺りは猫が多いことから、中心には猫のイラストが据えられており、夕焼けや階段も描かれ谷中の魅力がシンプルに詰まった印象的なラベルですね。
味の方は”ビタークラフトコーラ”と自ら名乗っている通り、柑橘やスパイスの奥深い苦味が際立ちますが、尾を引くことはなくキレがあります。むしろクセが無く飲みやすい、作り手の狙い通りの味がきちんと引き出せている味だと思いました。
今回のように谷中クラフトコーラは不定期で直販会も行っていますが、谷根千(谷中・根津・千駄木)地区内の飲食店や銭湯にも卸しています。直販会や飲める店舗などは公式SNSに書かれていますので、興味のある方はフォローしてみてください。
また、現在ECサイトも準備中とのことですが、今のところは現地に行かないと飲めません。ぜひ皆さんも訪れて、谷中銀座を谷中クラフトコーラ片手に散策してみてください!
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